東尾文華 「爛々」ギャルリー東京ユマニテ

東尾文華 「爛々」ギャルリー東京ユマニテ

名称:東尾文華 「爛々」ギャルリー東京ユマニテ
会期:2023年7月24日(月)~2023年8月5日(土)
開館時間:10:30 〜 19:00
   最終日は17:00まで
休館日:日曜日
入場料:無料
会場:ギャルリー東京ユマニテ
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
TEL:03-3562-1305
URL:ギャルリー東京ユマニテ

「画廊からの発言新世代への視点2023」は、銀座・京橋を中心とした7画廊が各々に推薦する新鋭作家の個展を同時開催する企画です。ギャルリー東京ユマニテでは1997年生まれの東尾文華を紹介いたします。日本大学芸術学部にて版画を専攻、現在、同大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻在籍。2020年に第45回全国大学版画展にて町田市立国際版画美術館賞を受賞、2022年には日本大学芸術学部湯川制賞を受賞するなど注目を集める作家です。東京を中心にグループ展などで発表し、昨年当画廊にて初個展を開催、その後大阪でも巡回展を開催し精力的に活動を続けています。
東尾は女性を主なモチーフとして、木版や銅版との併用技法で制作をしています。作品の多くは女性の顔がクローズアップされ、表情やしぐさ、ファッションやメイクなど細かな描写の違いによってそれぞれの心情や個性を巧みに捉え表現してみせます。水性木版ならではの柔らかな風合いで女性特有の肌の温もりや優しさを、銅版のくっきりとした線による繊細な描画によってうちに秘めた複雑な感情をも描き出し、自身の求める表現へと近づけていきます。背景や衣類、絡み合う髪の毛などに見られる有機的な模様は心象を映すように画面に溶け込み、僅かな色味の違いやぼかし、瑞々しく豊かな色の摺り重ねもまた、生き生きとした女性たちの姿をより一層輝かせます。
今展では、新作の幅3mを超える大作を中心に、約10点の作品を発表いたします。今後の活躍が益々期待される東尾の新作をお見逃しなく、ぜひご高覧ください。

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