「映像のフィールドワーク展 vol.2 ひもをうむ、あむ、くむ、むすぶ」世田谷文化生活情報センター 生活工房

「映像のフィールドワーク展 vol.2 ひもをうむ、あむ、くむ、むすぶ」世田谷文化生活情報センター 生活工房

名称:「映像のフィールドワーク展 vol.2 ひもをうむ、あむ、くむ、むすぶ」世田谷文化生活情報センター 生活工房
会期:2023年7月25日(火)~2023年10月22日(日)
会場:世田谷文化生活情報センター 生活工房(3F)
開館時間:9:00 〜 21:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:無料
住所:〒154-0004東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー内
TEL:03-5432-1543
URL:世田谷文化生活情報センター 生活工房

1952年、第2次世界大戦の敗戦後間もないドイツの国立科学映画研究所で、ある壮大なプロジェクトが始まりました。その名は「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」(以下、ECフィルム)。世界中の知の記録を集積することを目指した、“映像による百科事典”です。以降40年近くの歳月をかけ、あまたの研究者やカメラマンが世界各地に派遣され、その地に生きる人々の暮らしや儀礼、動植物の生命活動をフィルムに収めました。映像の総数は、実に3,000タイトル以上にも及びます。
2019年春、生活工房で開催した「映像のフィールドワーク展」の第二弾である本展は、ECフィルムの中から、績む 編む 組む 結ぶ 撚る 綯う 織る、という「ひもづくり」にまつわる映像約50作品(会期中入替あり)を展示上映し、身近にある植物や獣毛を素材に、衣服から住居まであらゆるものを生み出してきた人間のものづくりの原点を辿る展覧会です。
ECフィルムには、遠い昔の遠い国の人が紡いだ、美しい手仕事の時間が記録されています。本展では、そのタイムカプセルを21世紀に開き、映像を「みて」草や古布など生活の中から素材を採集して「やってみる」、そして自分の「手から考える」ことを実践するワークショップも行います。映像をフィールドワークすることの愉しさと「みる、やってみる」のアイデアを散りばめた展覧会へ、ぜひご来場ください。

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