「西洋絵画とガラス工芸」ポーラ美術館

クロード・モネ《睡蓮の池》1899年 ポーラ美術館

名称:「西洋絵画とガラス工芸」ポーラ美術館
会期:2023年7月12日(水)~2023年12月3日(日)
開館時間:9:00 〜 17:00
入場料:一般 1800円、
    65歳以上 1600円、
    大学生・高校生 1300円、
    中学生以下 無料、
    障害者手帳提示と付き添い1名 1000円
会場:ポーラ美術館
住所:〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111
URL:ポーラ美術館

エミール・ガレ《貝と水草文栓付瓶》1889年頃 ポーラ美術館
エミール・ガレ《貝と水草文栓付瓶》1889年頃 ポーラ美術館

ポーラ美術館のコレクションから、19世紀から現代までの西洋絵画と版画、ガラス工芸をご紹介します。
画家たちは古来、身近な人やモデルを丹念に観察し、さまざまな人物像を描いてきました。フランスの印象派のモリゾやルノワールは素早い筆致によって、個性を宿す仕草や表情を捉えています。さらに20世紀以降、画家たちは写実的な表現から離れ、人物の身体や顔貌を自由に捉えて、新たな造形の可能性を探究しました。
光あふれる自然の風景もまた画家たちにとって心惹かれる主題でした。モネは絵具を混ぜずに用いる筆触分割という技法によって、彩度の高い色彩で目の前の風景を描出しました。ミッチェルは1960年代以降、かつてモネも居住したセーヌ河沿いの土地に移住してその風景に取材し、あざやかな色彩によって抽象的なイメージを構成しています。現実の再現ではない抽象絵画の表現は、リヒターによる実践において、類を見ない境地へと達しています。
風景や植物をモティーフとするガラス工芸の、重層的な色彩表現もあわせてご覧ください。

クロード・モネ《睡蓮の池》1899年 ポーラ美術館
クロード・モネ《睡蓮の池》1899年 ポーラ美術館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る