米国国立公文書館原蔵資料展示「戦争と武蔵野9~Target から Green Park へ~ 米軍宿舎返還50年」武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館

米国国立公文書館原蔵資料展示「戦争と武蔵野9~Target から Green Park へ~ 米軍宿舎返還50年」武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館

名称:米国国立公文書館原蔵資料展示「戦争と武蔵野9~Target から Green Park へ~ 米軍宿舎返還50年」武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館
会期:2023年7月29日(土)〜9月28日(木)
開館時間:9:30~17:00
料金:無料
休館日:金曜日・祝日
会場:武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館
住所:〒180-0022 東京都武蔵野市境5-15-5
TEL:0422-53-1811
URL:武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館

米国国立公文書館原蔵資料展示「戦争と武蔵野9~Target から Green Park へ~ 米軍宿舎返還50年」武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館
米国国立公文書館原蔵資料展示「戦争と武蔵野9~Target から Green Park へ~ 米軍宿舎返還50年」武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館

昭和13年(1938)、田園風景の広がる武蔵野町に中島飛行機株式会社が航空機エンジンの工場である武蔵野製作所を開設しました。多摩製作所の合併による武蔵製作所の成立を経て、昭和19年(1944)11月24日には米軍が同製作所に対し東日本で初めてB29による爆撃を行いました。
当館は開館以来武蔵製作所に関する調査研究を続けており、「戦争と武蔵野」を冠しつつも切り口を変え様々な資料を用い開催し続けることができたのは、貴重な資料を守り伝え、様々な情報とともに当館へご提供くださった多くの方々のご助力によるものです。当館の活動に思いを寄せてくださる全ての方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
さて、9回にわたる爆撃で壊滅的な被害を受けた武蔵製作所の跡地に、米軍人およびその家族の居住施設グリーンパークが建設されました。グリーンパークは昭和48年(1973)に日本政府へ返還され、今年はグリーンパークの返還から50年を数えます。
戦時下の記憶や記録の風化が叫ばれて久しく、戦後の記憶や記録もまた同様の危機に見舞われることが強く予想されます。本展示では武蔵野製作所開設前から今日の都立武蔵野中央公園開園に至るまでの市域の歴史を振り返りつつ、今まであまり知られていなかったグリーンパークの「中」について取り上げます。
戦後も78年を経過し、資料の保存およびこれに立脚した調査研究の重要性は一層重みを増しています。本展を通じ平和の尊さについて思いを深めていただければ幸いです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「殿さまのスケッチブック」永青文庫
ページ上部へ戻る