岸雪絵 展「ひとかげ」ギャラリー恵風

岸雪絵 展「ひとかげ」ギャラリー恵風

名称:岸雪絵 展「ひとかげ」ギャラリー恵風
会期:2023年08月31日(木) 〜 2023年09月10日(日)
会場:ギャラリー恵風 1階展示室
時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日:月曜日
料金:無料
住所:〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町21-3(東大路丸太町東入ル南側)
TEL: 075-771-1011
URL:ギャラリー恵風

版画家・岸雪絵さんによるリトグラフ作品展です。ギャラリー恵風では11年ぶりの個展となります。ガラスの器や団扇、ハガキなど日用品をモチーフにした作品を手掛ける岸さん。「どこかで見知った物ではあるものの、どこか違和感のあるものを心掛け、裏と表、内と外、左と右、といった対照的な事象・存在を意識した作品にしたい」とのこと。
典倶帖紙など薄い和紙を用いて両面から摺り、裏打ちをして仕上げた作品は、確固たるコンセプトに沿ったアイデアと発想が際立ち、繊細で美しい作品です。会場で直接ご覧いただければ幸いです。
これまで何か物を見て、感じる思い込みや錯覚、不確かさの中にあるリアリティーを思考し作品制作を行ってきました。
日差しの強い季節に合わせ、日、と、影、を意識し、どこかで見知ったものへ、視感のずれや違和感を投影した試みに取り組んでおります。
主に薄い和紙を用いたリトグラフによる作品を出展致します。ご高覧頂けますと幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。(岸)
岸 雪絵
2003 京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻 卒業
2005 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻版画 修了
主な展覧会
2007 From Kyoto to Krakow-Print Exhibition-(Manggha Centre of Japanese Art and Technologr/Poland)
2011 トーキョーワンダーウォール2011(東京都現代美術館/東京)
2012 版の時間/Age of Prints(女子美術大学アートミュージアム/神奈川)
2016 琳派400年記念 -琳派降臨-近世・近代・現代の「琳派コード」を巡って(京都市美術館/京都)
2017 ざらざらとした艶、浸透する滴(アートゾーン神楽岡/京都)
2019 京都府美術工芸新鋭選抜展(京都文化博物館/京都)
   FACE2019 損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2020 IAG AWARDS 2020 EXHBITION(東京芸術劇場5階ギャラリー1/東京)
2021 その場合、わたしは何をする?~版画のひきだし~(藝大アートプラザ/東京)
2020 うらうえ(B-gallery/東京)
   うとうとうとと_加川日向子・岸雪絵(月光荘/東京)
受賞歴
「京展」2005、’07《市長賞》、’09《京都市美術館賞》
「あおもり国際版画トリエンナーレ2007」2007《番地銘石賞》
「第1回TKO国際ミニプリント展」2016《三井田誠一郎賞》
「第9回アダチUKIYOE大賞」2018 (公益)アダチ伝統木版画技術保存財団《佳作》
パブリックコレクション
京都銀行、国会図書館(ワシントンD.C.)、京都市美術館、京都市立芸術大学、兵庫県立美術館、町田市立国際美術館

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