名称:「生誕140年 モーリス・ユトリロ展」美術館「えき」KYOTO
会期:2023年11月3日(金・祝)~2023年12月25日(月)
会場:美術館「えき」KYOTO
時間:10:00~19:30
休館日:会期中無休
観覧料:一般 1,000円(800円)
高・大学生 800円(600円)
小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売料金。障害者手帳を提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引
※高・大学生の方は学生証を要提示
前売券の販売期間:2023年9月9日(土)~11月2日(木)。販売場所:美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード686-578)、ローソンチケット(Lコード52898)
住所:〒600-8555京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町JR京都伊勢丹7F
TEL:075-352-1111
URL:美術館「えき」KYOTO
パリの風景を描いた画家として知られる、モーリス・ユトリロ。展覧会「パリを愛した孤独な画家の物語 生誕140年 モーリス・ユトリロ展」では、ユトリロの「白の時代」に描かれた代表作を中心に展示する。
1883年に生まれたユトリロは、奔放な母親に育てられ、孤独な少年時代を過ごした。子どもの頃から飲酒を始め、10代ですでにアルコール依存症となったユトリロは、その治療のために絵を描き始めることに。ユトリロはすぐに絵を描く才能を発揮し、やや暗い色調で風景画を描いていった。この時期は、「モンマニーの時代」と呼ばれている。
「モンマニーの時代」の時代に続く「白の時代」は、ユトリロの制作においてもっとも充実した時期であるとされる。1908年頃に始まるこの時代、ユトリロの作品は、白色の建物や壁が多く描かれている点が特徴であり、絵具に石膏や砂などを混ぜることでリアルな質感が生み出されている。後年、画家としての評価が確立された時期にも、ユトリロは「白の時代」を自ら真似た作品を手がけている。
本展では、日本国内で所蔵されるユトリロ作品を約70点を一堂に集めて展示。《モンマルトルのノルヴァン通り》や《可愛い聖体拝受者、トルシー=アン=ヴァロワの教会(エヌ県)》をはじめ、「白の時代」に描かれた作品を30点以上ばかりでなく、「モンマニーの時代」や後年の作品も目にすることができる。
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