「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想(宮崎展)」宮崎県立美術館

「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想(宮崎展)」宮崎県立美術館

名称:「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想(宮崎展)」宮崎県立美術館
会期:2023年10月7日(土)〜11月26日(日) 
会場:宮崎県立美術館
観覧料金:当日一般1,000円
休館日:月曜日(10月9日は開館)、10月10日、11月24日
主催:生誕100年 山下清展実行委員会
   (宮崎日日新聞社・宮崎県立美術館)
   UMKテレビ宮崎
特別協力:山下清作品管理事務所
企画協力:ステップ・イースト
後援:宮崎県市町村教育委員会連合会
   (公財)宮崎県芸術文化協会
   宮崎県観光協会
   宮崎県商工会議所連合会
   宮崎県中小企業団体中央会
特別協賛:大淀開発
協賛:宮崎太陽銀行
協力:宮崎サンシャインズ
住所:〒880-0031宮崎県宮崎市船塚3-210 県総合文化公園内
TEL:0985-20-3792
URL:宮崎県立美術館

「長岡の花火」貼絵(部分)/1950(昭和25)年©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2023
「長岡の花火」貼絵(部分)/1950(昭和25)年©Kiyoshi Yamashita / STEPeast 2023

「放浪の天才画家」と称され、昨年生誕100年を迎えた山下清。本展では、代表的な貼絵を中心に約190点を紹介する。49歳で亡くなるまでの波乱に満ちた人生は、たびたび映画やテレビドラマにもなり、美術ファンのみならず幅広い層から親しまれてきた。長い年月を経てもなお、作品が多くの人々に愛されているのは、観るものの心を捉えて離さない、素朴で懐かしい日本の原風景を思い出させてくれるからなのかもしれない。本展は、芸術家山下清の世界観を幼少期から円熟期まで5章構成で浮かび上がらせる。
山下清はおそらく日本国内で一番著名な画家の一人である。しかし、ほとんどの人々の情報は、ドラマや映画から影響を受けている。実際はドラマの姿とは大きく違い、繊細でナイーブな人物であり几帳面な性格であった。また、これほど著名であっても、実際に作品を観たことがある人は意外と多くない。そのため、初めて展覧会を通じ山下清の作品に触れた人たちは一様に驚き、感動する。なぜならば、並外れて完成度の高い作品に魅せられてしまうからだ。本展は、作品を通して、ドラマで描かれた姿ではなく、本当の姿を知るとともに、芸術家山下清を後世に残すことを目的に開催される。

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