「水俣・福岡展2023」福岡アジア美術館

「水俣・福岡展2023」福岡アジア美術館

名称:「水俣・福岡展2023」福岡アジア美術館
会場:2023年10月7日(土)〜11月14日(火) 
会場:福岡アジア美術館
観覧料金:当日一般1,200円
休館日:水曜日
住所:〒812-0027福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7/8F
TEL:092-263-1100・FAX:092-263-1105
URL:福岡アジア美術館

水俣病は海外でも知られる大規模な環境汚染事件である。その発生に人類が気付いてすでに70年近くになるが、現在でもなお解決したとは言えない。それは、第一に汚染地域の全住民健康調査さえなされないまま補償をめぐる争いが続くからであり、第二にこの事件同様の加害構造と被害の放置拡大を指摘される事態が福島においても続いているからであり、第三に原因物質の有機水銀による健康影響が次世代を含む全世界で危惧される状況にあるからだ。認定NPO法人 水俣フォーラムでは、30年近く前から水俣病についての展覧会を全国各地で続けてきたが、この事件の舞台となった南部不知火海沿岸から遠くない福岡の地で、コロナ禍が収束を迎えたこの時期、10年ぶり2度めの水俣展を開催する。被害民の言葉と姿にあふれる会場で、そのメッセージを受け取ってほしい。

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