名称:収蔵品展 「生誕130年 古川龍生木版画展-人物モチーフと街景・海浜風景」小山市立車屋美術館
会期:2023年10月28日(土曜日)~2023年12月10日(日曜日)
開催場所:小山市立車屋美術館
開館時間:9時00分~17時00分
入館時間は16時30分まで
料金:一般:400円(300円)、高校・大学生250円(150円)
※中学生・義務教育学校生以下は無料
※( )内は20名様以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方と付添1名無料
休館日:月曜日、第4金曜日、休日の翌日
住所:〒329-0214栃木県小山市乙女3-10-34
TEL:0285-41-0968
URL:小山市立車屋美術館
現在の栃木県小山市羽川に生まれた古川龍生(本名 龍夫、1893-1968)は、栃木県立宇都宮中学校、逗子開成中学校に学び、この頃から独学で版画制作をはじめました。25歳の時東京美術学校日本画科予科に入学、卒業後は木版画の制作に没頭し、日本創作版画協会展や春陽会展での入選を続けます。ところが43歳の頃、病気療養のため作品制作を中断、さらに戦争激化にともない1944年に故郷羽川へ疎開してからは、農業会会長を務めるなど地元の農業振興に尽力する日々を送ります。戦後は1951年58歳の時に版画制作を再開し、75歳で亡くなるまでたゆまずに創作を続けました。
本展覧会では古川の生誕130年にあたって、作品のほとんどを収蔵する栃木県立美術館所蔵品より木版画40点とスケッチブック等を展示いたします。なかでも10代から描いていた人物モチーフ、入り組んだ直線やアルファベットのような形を用いて都会の建物や人物を表現した街景のシリーズ、また躍動する曲線を用いて海水浴場の喧噪を表現した海浜風景シリーズを中心にご紹介します。古川の特長である繊細な色彩表現の豊かさ、木版画表現へのあくなき探究をご覧ください。
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