川島理一郎展「描くことは即ち見ること」栃木県立美術館

川島理一郎展「描くことは即ち見ること」栃木県立美術館

名称:川島理一郎展「描くことは即ち見ること」栃木県立美術館
会期:2023年4月15日(土)〜6月18日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時。最終入館は閉館の30分前。
料金:一般:900(800)円
   大高生:600(500)円
   中学生以下は無料。
   ( )内は20名以上の団体料金。
休館日:月曜日
会場:栃木県立美術館
住所:〒320-0043栃木県宇都宮市桜4-2-7
TEL:028-621-3566
URL:栃木県立美術館

川島理一郎《セーヌ河の景(ポンヌフ)》1926年、栃木県立美術館蔵
川島理一郎《セーヌ河の景(ポンヌフ)》1926年、栃木県立美術館蔵

足利市出身の画家・川島理一郎(1886-1971)の没後50年をむかえ、その画業を顕彰する回顧展を開催します。川島は若くしてアメリカに渡って美術を学び、フランスをはじめとするヨーロッパやアジア諸国、日本国内を旅して制作をしました。近代美術が新たに展開した20世紀初めのパリで、画家や文化人らと広い交友関係を結び、自身のスタイルを確立していきます。一方で優れた装飾感覚を発揮して、資生堂意匠部の嘱託員を務めるなどデザインの分野でも活躍しました。日本に帰国後は、「金曜会」という批評の場を主宰し若い画家たちを育て、国画会や日展、新世紀展などを中心に作品を発表し、画壇での影響力も持ちました。「見ることは即ち描くこと」として対象に真摯に向き合い描き出された作品には、自然の躍動やいきいきとした人々や街の姿が描き出されています。本展では、色彩豊かな滞欧期の作品から装飾図案、晩年ののびやかな抽象画を紹介し、川島の画業をたどります。

川島理一郎《蘭花百態》1951年、栃木県立美術館蔵
川島理一郎《蘭花百態》1951年、栃木県立美術館蔵
川島理一郎《雨と風の詩》1966年、栃木県立美術館蔵
川島理一郎《雨と風の詩》1966年、栃木県立美術館蔵
川島理一郎《カンカン》1960年代、原田庸一郎氏蔵
川島理一郎《湖畔》1953年、ギャラリー碧蔵
川島理一郎《湖畔》1953年、ギャラリー碧蔵
川島理一郎《題不詳(門のある家)》1911年、個人蔵
川島理一郎《題不詳(門のある家)》1911年、個人蔵
川島理一郎《支那芝居》1924年、株式会社大林組蔵
川島理一郎《支那芝居》1924年、株式会社大林組蔵

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