名称:「円の競演 鐔と絵皿」国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
会期:2023年 9月 12日 – 2023年 11月 9日
開館時間:毎週火・水・木・金曜の13:00~17:00
料金:無料
休館日:土・日・月曜と5月3日~5日
会場:国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
住所:〒181-8585 東京都三鷹市大沢3−10−2
TEL:0422-33-3340
URL:国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
本展では資料のかたちに着目し、「円」の形状をテーマに、収蔵品のうち近年まとまった展示機会が少なかった鐔つばと絵皿を主に紹介いたします。
展示は二部構成で、前半では「円」の形状である鐔と絵皿とともに、鐔や絵皿が登場する役者絵・おもちゃ絵などの幕末・明治の浮世絵を展示いたします。後半では、鐔と絵皿以外の「円」の形状や図柄の資料を展示いたします。
本展で主に取り上げる鐔と絵皿は、基本のかたちが円であるほか、似通う要素は多くありません。鐔は刀剣に取り付ける金工品、絵皿は日常生活の中で飾りや食事に用いられた陶磁器。素材はもとより、主な使用者や使用が想定される場面など、多くの部分が異なります。しかし同じかたちだからこその共通点もあり、そのひとつが、限られた円形の空間での装飾や表現が求められたことです。円の形状を活かして、あるいはとらわれずに、鐔と絵皿のそれぞれで技と工夫を凝らした多種多様な表現が生み出され、使用する人々の暮らしを彩りました。
素材も用途も異なる多くの「円」が集う本展では、様々な差異を越えて、かたちを通じて響きあう空間をお楽しみいただけますと幸いです。
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