「~秩父から/秩父へ~ ひと・もの・はこぶ」埼玉県立川の博物館

「~秩父から/秩父へ~ ひと・もの・はこぶ」埼玉県立川の博物館

名称:「~秩父から/秩父へ~ ひと・もの・はこぶ」埼玉県立川の博物館
会期:2023年9月23日(土·祝)〜2023年11月26日(日)
会場:本館第2展示室
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室
TEL:050-5319-8428
URL:埼玉県立川の博物館

本展示は、近代以降、特に大正から平成にかけての交通と物流に注目し、上流部にあたる秩父地方から下流の平野部に向かって運ばれるモノやヒトの往来について紹介します。
木材・木炭をはこぶ
秩父地方では、切り出した木材は、近代では森林軌道が開通し、トロッコによる運搬がおこなわれてきました。やがてトラックが主流となりますが、森林軌道は1970年代まで活躍しました。また、かつては木炭の生産も盛んにおこなわれ、人力や荷馬車で運び出されていました。
石灰石・セメントをはこぶ
秩父鉄道では大正初期から貨物列車による石灰石の輸送が始まり、現在でも運行されています。かつては製品のセメントも秩父鉄道、西武鉄道の貨物列車で運ばれていましたが、現在は運行を終了しています。
人々をはこぶ(観光・旅客)
秩父鉄道の鉄路は、1914年の秩父鉄道の秩父駅開業に始まり、1969年には西武鉄道西武秩父線が開業し、東京都内へ直通の特急ちちぶ号の運行が始まっています。荒川川下りの観光船や、鉄路を補完するインフラとして、路線バスやロープウェイも紹介します。(写真提供:秩父鉄道株式会社)

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