「第30回平櫛田中賞受賞記念展 棚田康司 – 線上に幅を 空間に愛を – 」井原市立平櫛田中美術館

「第30回平櫛田中賞受賞記念展 棚田康司 - 線上に幅を 空間に愛を - 」井原市立平櫛田中美術館

名称:「第30回平櫛田中賞受賞記念展 棚田康司 – 線上に幅を 空間に愛を – 」井原市立平櫛田中美術館
会期:2023年10月6日(金)〜2023年11月26日(日)
会場:井原市立平櫛田中美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
   10月6日は10:30開館
   (最終入館16:30)
休館日:月曜日 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 1000円、高校生以下・井原市内在住の65歳以上 無料
住所:〒715-0019 岡山県井原市井原町315
TEL:0866-62-8787
URL:井原市立平櫛田中美術館

平櫛田中(1872~1979)が数え100歳の時に自ら創設した平櫛田中賞。彫刻界の発展を目的とした本賞は多くの優れた彫刻家たちに贈られ、日本を代表する彫刻賞として認知されています。
当館ではこのたび第30回平櫛田中賞受賞を記念して、棚田康司展を開催します。
棚田康司(1968~)は兵庫県明石市出身で、東京造形大学と東京藝術大学大学院で彫刻を学びました。2001年には文化庁芸術家在外研修員として7ヶ月ベルリンに滞在したことをきっかけに日本古来の一木造に目覚め、作品の方向性も定まります。以来、はかなげな表情をもつ少年少女を主要なテーマとして、個展や美術館での現代アート展を中心に発表を続けています。木彫における伝統性と現代性を高いレベルで融合させたその作品は常に彫刻界を刺激し続けています。
彫刻家で、平櫛田中賞の選考委員でもある三沢厚彦は「素材となる樟と身体性を同義の事物として扱う伝統的な木彫表現の継承者でもあるが、一方で移り変わる時代の中で人間の存在や多様性を常にテーマにしている」と記し、その発信性のある活動を高く評価しています。
本展覧会では初期から最新作までの自選作品約25点を展示し、創作の軌跡をたどりつつ、棚田康司の芸術を紹介いたします。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  2. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
  3. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
ページ上部へ戻る