企画展「大町と絶滅動物」大町山岳博物館

企画展「大町と絶滅動物」大町山岳博物館

名称:企画展「大町と絶滅動物」大町山岳博物館
会期:2023年11月3日(金・祝)~2024年1月28日(日)
開館時間:11月まで 9:00~17:00 (最終入館は16:30まで)
   12月から 10:00~16:00
   (最終入館は15:30まで)
休館日:月曜日(月曜祝日の場合はその翌日)、年末年始
会場:市立大町山岳博物館 特別展示室
観覧料:大人450円 高校生350円 小・中学生200 円
   ※常設展示と共通、30 名様以上の団体は各 50 円割引
   ※そのほかの各種割引については窓口でお問い合わせください
主催:市立大町山岳博物館
住所:〒398-0002長野県大町市大町8056-1
TEL:0261-22-0211
URL:大町山岳博物館

ニホンオオカミ頭骨
《長野県上田高等学校蔵》
ニホンオオカミ頭骨 《長野県上田高等学校蔵》

国内でも希少な絶滅種の剥製等を展示します。
日本では、古来より動物を生活の道具として利用したり、愛玩用として飼育したり、害獣として忌避したり、また敬う対象として扱ってきました。しかし、明治維新を境として、短期間で多くの動物種が絶滅する事態が見られるようになります。その大きな要因は、毛皮目的の乱獲や、開発等による環境破壊などの人間の影響が大きいことが考えられています。現在も絶滅の危機に瀕している動物は多く見られ、国や動物園等では保全の取り組みが行われています。
大町市周辺でも他の地域同様に、近代に入って絶滅した動物が存在します。しかしながら、その動物たちについて触れられる機会は多くありませんでした。
本企画展では、近代における大町市や旧北安曇郡に生息していた絶滅動物とその時代の人との関わり、そして現在絶滅の危機に瀕している動物などを中心に、剥製等の実物資料を用いて解説します。絶滅動物や、それらが絶滅した背後にあった人間の行動に目を向けることは、動物との向き合い方を考えることに繋がり、それは現生動物を保全するための重要な視点となりえます。

ニホンカワウソ
《愛媛県総合科学博物館蔵》
ニホンカワウソ 《愛媛県総合科学博物館蔵》
トキ
(大町産、大町市指定文化財)《当館蔵》
トキ (大町産、大町市指定文化財)《当館蔵》
オオカミが描かれたお札
(岐阜県恵那市串原 中山神社)《個人蔵》
オオカミが描かれたお札 (岐阜県恵那市串原 中山神社)《個人蔵》
ヤマイヌのキバ
(イヌ科動物の上顎吻端部、江戸末期 ~ 明治初期、旧北安曇郡産)《当館蔵》
ヤマイヌのキバ (イヌ科動物の上顎吻端部、江戸末期 ~ 明治初期、旧北安曇郡産)《当館蔵》
ブッポウソウ
(大町産)《当館蔵》 現在、北安曇郡内での目撃情報は見られない
ブッポウソウ (大町産)《当館蔵》 現在、北安曇郡内での目撃情報は見られない
タガメ
(大町産)《当館蔵》 県内絶滅種
タガメ (大町産)《当館蔵》 県内絶滅種
ギフチョウ
(大町産)《当館蔵》 大町市内では、昭和40年頃以降 目撃情報なし
ギフチョウ (大町産)《当館蔵》 大町市内では、昭和40年頃以降 目撃情報なし
ライチョウ
《当館蔵》絶滅危惧種
ライチョウ 《当館蔵》絶滅危惧種

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る