家元に伝わる茶の湯の道具(五)「表千家歴代ゆかりの茶碗、服紗」表千家北山会館

家元に伝わる茶の湯の道具(五)「表千家歴代ゆかりの茶碗、服紗」表千家北山会館

名称:家元に伝わる茶の湯の道具(五)「表千家歴代ゆかりの茶碗、服紗」表千家北山会館
会期:2023年10月11日(水) ~ 12月13日(水)
開館時間:午前9時30分~午後4時30分 ※入館は午後4時まで
休館日:月曜日
入場料:表千家同門会員 700円
   一般 1,000円
   大学生 800円
   高校生 500円
   ※入館料には呈茶を含みます。
   ※表千家同門会員の方は会員証をご提示ください。
主催:表千家北山会館、京都新聞
後援:京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、NHK京都放送局、京都商工会議所
住所:〒603-8054京都府京都市北区上賀茂桜井町61
TEL:075-724-8000
URL:表千家北山会館

茶碗は手にとり口をつけて抹茶を飲む器であるため、茶の湯の道具のなかでもことに親しみが深いものと申せます。
表千家不審菴には、利休居士の求めた茶の湯の「こころ」と「かたち」を表した長次郎作の樂茶碗をはじめ、歴代家元ゆかりの茶碗、徳川将軍や紀州藩主から拝領した茶碗、樂家、永樂家とのつながりによって生まれた茶碗などが伝来し、銘や箱書には、それぞれの物語が秘められています。
いっぽう服紗は、主に茶器や茶杓を清める際に用いられますが、特別な一服である濃茶を差し上げる際には茶碗に「出し服紗」として添えます。茶入に仕服が添っているように、濃茶の茶碗に裂を添えることで、一段重いものとして扱います。こうした「道具に添う裂」には、茶の湯によって洗練されてきた文様や意匠の美が凝縮されています。
この特別展では、家元に伝わる歴代ゆかりの茶碗と服紗に焦点をあて、その歴史と物語を訪ね、茶の湯文化における家元伝来道具の意義を明らかにします。
皆様のご来館をお待ちいたしております。

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