名称:「金石之交 微笑みの みほとけと細川コレクション」熊本県立美術館
会期:2023年10月7日(土)~2023年12月24日(日)
会場:熊本県立美術館
開館時間:9:30 〜 17:15
休館日:月曜日 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 210円、大学生 130円、高校生以下・障害者手帳提示 無料
住所:〒860-0008熊本県熊本市中央区二の丸2
TEL:096-352-2111
URL:熊本県立美術館
細川コレクションには、高名な美術品コレクターでもあった細川家第16代当主・護立(もりたつ)が蒐集したアジアの仏像があります。その中には、神秘的な微笑みが魅力的な《石造菩薩半跏像》や、現存する数少ない中国・南北朝時代(4~6世紀)の南朝で製作された仏像の一つ《銅像如来坐像》をはじめとした美術史上、極めて価値の高い一級品も含まれています。これは、護立が普段から積極的に様々な分野のスペシャリストとの交流をもつことで審美眼を養い、同時に彼らとの間に結ばれたネットワークを生かしていたからでした。
人と人との間に結ばれた固い絆は、金属や石にたとえて「金石之交」と称することがあります。そして、金属や石は完全な存在とされた仏を製作するのに格好の素材でもありました。
本展では、細川護立が蒐集した石仏や金銅仏を展示し、それぞれの美術品としての美しさだけではなく、細川護立を取り巻いた人的ネットワークの豊かさをご紹介します。
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