特集展示「雛まつりと人形—古今雛の東西—」京都国立博物館
名称:特集展示「雛まつりと人形—古今雛の東西—」京都国立博物館
会期:2024(令和6)年2月10日(土)~ 3月24日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館1F-2
休館日:月曜日
※ただし2月12日(月・休)は開館、翌13日(火)休館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般 700円
大学生 350円
本観覧料で当日の平成知新館の全展示をご覧いただけます。
大学生の方は学生証をご提示ください。
高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。
キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと無料になります。
障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証
学校の教育活動・総合学習等で、名品ギャラリーに小学生・中学生・高校生を引率する先生方は、無料となります。
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館
古今雛とは、安永年間(1772~81)に江戸十軒店の人形師・初代原舟月(はらしゅうげつ)が創始し、二代原舟月が完成させた江戸(現在の東京)生まれの雛人形です。その特徴は、瞳に玉眼を入れた写実的な表情と、女雛の袖口から単を大きく見せ豪華な天冠を添えるなどの華麗な仕立てにあるとされています。
江戸での流行を受け、京都を中心とする上方においても古今雛を参照した品が製作されたと考えられていますが、上方では瞳にガラスを入れる玉眼ではなく、筆で描く描き目が主流で、江戸の古今雛の特色は必ずしも反映されていません。京都国立博物館がこれまで古今雛として展示してきた雛人形も多くは描き目であることから、近年は「京風古今雛」として展示してきました。
それでは、江戸で流行した「古今雛」とはどのような雛人形だったのでしょうか。その本来の姿を探るため、本展では、近年新たに発見された二代原舟月作とみなしうる古今雛飾りを紹介します。京都国立博物館が所蔵する京風古今雛と並べて鑑賞することにより、江戸と上方、それぞれの土地の好みが感じられることでしょう。
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