名称:「江戸時代の縁起絵巻Ⅱ」京都国立博物館
会期:2024年2月14日(水)~ 3月24日(日)
会場:京都国立博物館 2F-1展示室
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館
今回は、京都の寺院に伝わる縁起絵巻のうち、江戸時代に制作された作品をご紹介します。江戸時代の仏教は、幕府の宗教政策によって宗派や寺院の整理が進められました。学問を奨励する文治政治のもと僧侶は宗学研究を深め、宗史や寺史への関心を養い、多くの歴史書や祖師伝をまとめました。産業・経済が成長し上方で都市文化が形成された17世紀後半には、これらを力量のある絵師に描かせた絵巻が次々に作られています。寺の悠久の歴史は、鮮やかな絵によって太平の世の人々に生き生きと届けられたのです。
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