名称:「コレクション展 花より花らしく」一宮市三岸節子記念美術館
会期:2024年1月11日(木)〜2024年4月14日(日)
会場:一宮市三岸節子記念美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
2月12日は開館
2月13日、3月21日は休館
入場料:一般 320円、大学生・高校生 210円、中学生以下・一宮市内の65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒494-0007愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
TEL:0586-63-2892
URL:一宮市三岸節子記念美術館
今回のコレクション展「花より花らしく」では、節子の70年以上の画業の中で描き続けられた花の作品の変遷を、ヨーロッパの風景画とともにご紹介します。花を愛した節子は、生涯にわたって様々な花の絵を描き続けました。画業初期の1930年代から1940年代においては、日常にあるものを題材に、多くの室内画や静物画を描いており、花はしばしばそれらの中の造形要素のひとつとして描かれています。1940年代後半になると花は、節子の代名詞となる重要なモチーフとして描かれるようになり、花と壺だけで構成したスタイルが定番となります。その後時代を追うごとに、節子の花は輪郭を示す線も形も失われ、写実から離れて抽象化していき、心象的ともいえる花へと変化していきます。そして最晩年、節子の「花」の集大成ともいえる作品、《さいたさいたさくらがさいた》が生み出されました。長い画業の中で、描き続けられた節子の花の変化をどうぞお楽しみください。
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