名称:「絵画と巡る土門拳−生誕120年・棟方志功とともに−」土門拳記念館
会期:2024年1月19日~4月初旬
会場:土門拳記念館
住所:〒998-0055山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
TEL:0234-31-0028
URL:土門拳記念館
青年期まで画家の道を志していた土門拳は、古今東西のアートに関する幅広い知見を有していました。写真家として名を成してからも、時おり絵画や現代美術について語り、一番好きな画家はピカソだとたびたび発言しています。あるいは土門の写真における力強い構図や鮮明な描写には絵画的な要素がしばしば指摘されてきましたし、常に新しい表現を追い求めた姿勢には、ピカソに象徴されるような、西洋の前衛芸術に由来する精神性をみることもできるでしょう。
本展では、土門が写した昭和の画家たちのポートレイト、美術的・実験的な性質の強い写真作品、そして土門拳自身が描いた絵画作品などを展示し、「絵画」や「美術」をキーワードに写真家・土門拳の足跡を辿ります。また、同じ東北出身で土門と終生にわたり深い親交を結び、2023年に生誕120年を迎えた板画家・棟方志功と土門の関係を特集するコーナーでは、土門旧蔵の棟方作品2点や書簡、初展示となる写真群なども紹介いたします。
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