大和美緒 個展「今日生きることを 選びつづける私たちへ」京都 蔦屋書店

《Spectrum dot》(detail)2023,Acrylic,resin on canvas,1000×1000mm 撮影:麥生田兵吾

名称:大和美緒 個展「今日生きることを 選びつづける私たちへ」京都 蔦屋書店
会期:2024年01月13日(土) 〜 2024年01月30日(火)
会場:京都 蔦屋書店 6階 ギャラリー
時間:11:00~20:00(最終日は18:00まで)
休館日:会期中無休
料金:無料
休館日:会期中無休
住所:〒600-8002 京都府京都市下京区御旅町35 京都髙島屋S.C. 5・6F
TEL:075-606-4525
URL:京都 蔦屋書店

《Under my skin 》(detail)2023,Acrylic on canvas,1940 x 3880mm 撮影:大和美緒
《Under my skin 》(detail)2023,Acrylic on canvas,1940 x 3880mm 撮影:大和美緒

京都を拠点に活動している美術家・大和美緒の個展です。大和美緒は油絵具を用いて細密に描いたドットやペンで一本一本引いた線で構成する作品「Repetition(反復)」シリーズを発展させ、その唯一無二の世界観で近年国内外で目覚ましい活躍を続けています。
具体的な完成イメージを持たず、純然とした動作の繰り返しの果てに立ち現れる画面は有機的で、時間の経過をキャンバスに内包しながら、身体性のリアリティも印象に残したイメージが紡がれます。
大和は、自然の摂理に従って木が一つ一つ年輪を重ねていくように、さまざまな素材と身体、行為を通して、崇高な自然の有り様やシステムを可視化することを試みています。
小さな点(ドット)から始まる作品は、空間と他との関係が感じられ、どこか社会に生きる我々のようでもあります。小さな存在の集まりは、この世界の営みそのもののようで、繊細でありながら、同時におおらかで力強いエネルギーが感じられます。
本展では、自然や環境と密接に関わりながら、絶えず変化し続ける私たちの身体や感覚の、その営みとありようについて、新作《SPECTRUM DOT》《singing soil, 土は歌う》《under my skin》を介しての表現を試みています。大和美緒の新しい挑戦をぜひご高覧ください。
大和美緒
1990年滋賀県生まれ。2015年京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程総合造形領域 修了。現在、京都を拠点に活動。
近年の主な展覧会に「The Breathing Star」(Heather Gaudio Fine Art,アメリカ・コネチカット州,2023)、「STEAM THINKING -未来を創るアート京都からの挑戦-国際アートコンペティションスタートアップ展」(京都市京セラ美術館,京都,2020)、「project N 大和美緒」(東京オペラシティーアートギャラリー,東京,2019)などがある。

《Spectrum dot》(detail)2023,Acrylic,resin on canvas,1000×1000mm 撮影:麥生田兵吾
《Spectrum dot》(detail)2023,Acrylic,resin on canvas,1000×1000mm 撮影:麥生田兵吾

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