「文谷有佳里:なにもない風景を眺める」奈義町現代美術館

「文谷有佳里:なにもない風景を眺める」奈義町現代美術館

名称:「文谷有佳里:なにもない風景を眺める」奈義町現代美術館
会期:2024年2月3日(土)ー3月10日(日)
会場:奈義町現代美術館ギャラリー
休館日:月曜日(2月12日は開館)、2月13日
料金:一般・大学生200円(高校生以下、75歳以上無料) ※常設展を併せて覧になる場合は、通常観覧料金(一般・大学生700円)でご覧いただけます
主催:奈義町現代美術館
助成:公益財団法人野村財団
住所:〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
TEL:0868-36-5811
URL:奈義町現代美術館

なにもない風景を眺める2015.1.24-A/サイズ:790x1110/素材:紙、ペン
なにもない風景を眺める2015.1.24-A/サイズ:790×1110/素材:紙、ペン

文谷有佳里は、大学で作曲を学んだ異色のアーティスト。即興による手の動きが生み出す、緻密で緊張感や躍動感溢れる線の表現で注目されている岡山ゆかりのアーティストで、県内初の個展となる。その制作スタイルは当初から現在まで一貫してコンセプトや具体的に描くモチーフになるものは存在せず、黒い線が不規則に延びては広がり、縮まっては延び、そして集合体となって構築された不思議な画面が特徴である。無意識から生まれる自由な線の動きが集積されたユニークな作品だ。美術館のガラス面にも描かれた生命体のような線の作品から生み出されるアグレッシブなスピード感は、観る人を未知なる作品世界に誘ってくれるだろう。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る