特集展示「描かれた人たち-尊崇・憧憬・追憶-」大阪歴史博物館

特集展示「描かれた人たち-尊崇・憧憬・追憶-」大阪歴史博物館

名称:特集展示「描かれた人たち-尊崇・憧憬・追憶-」大阪歴史博物館
会期:2024年1月10日(水)〜3月4日(月) 
会場:大阪歴史博物館
観覧料金:当日一般600円
休館日:火曜日
住所:〒540-0008大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館

特集展示「描かれた人たち-尊崇・憧憬・追憶-」大阪歴史博物館
特集展示「描かれた人たち-尊崇・憧憬・追憶-」大阪歴史博物館

古来、人は人を絵に描いてきた。憧れの人として、懐かしい人として、時には人を超越した神として。人は必ずこの世を去るが、描かれた人は永遠の命を手にして生き続けるのだ。本展では、大阪歴史博物館の収蔵品から選りすぐった“描かれた人たち”が大集合する。
たとえば、歌人として活躍した柿本人麿は後世には歌の神とされて祀られ、多くの画像が描かれた。また戦国時代に立身出世を遂げた豊臣秀吉は、没後に神として祀られることを望み、その肖像画も神を思わせる威厳のある姿に描かれた作品がある。茶人の千利休、浄瑠璃作者の近松門左衛門ら芸道や文化に優れた人々への憧れを思わせる肖像画、その他、自身の記念として描かれた画像も残されている。
この機会に、歴史上著名な人物から一般の人々まで、“描かれた人たち”との時空を越えた、言葉なき対話をぜひ楽しんでほしい。


柿本人麿像(画像は部分)
室町時代~江戸時代(16~17世紀) 
大阪歴史博物館蔵(前田善衛氏寄贈)
柿本人麿像(画像は部分) 室町時代~江戸時代(16~17世紀)  大阪歴史博物館蔵(前田善衛氏寄贈)
近松門左衛門像(画像は部分)
江戸時代(18世紀)
大阪歴史博物館蔵
近松門左衛門像(画像は部分) 江戸時代(18世紀) 大阪歴史博物館蔵
奥村房次郎像 鎌田巌泉がんせん筆
明治時代(19世紀)
大阪歴史博物館蔵(藤井雄介氏寄贈)
奥村房次郎像 鎌田巌泉がんせん筆 明治時代(19世紀) 大阪歴史博物館蔵(藤井雄介氏寄贈)
瓢遊ひょうゆう喜寿画像 梅陰ばいいん筆
明治21年(1888)
大阪歴史博物館蔵(宮里圭子氏寄贈)
瓢遊ひょうゆう喜寿画像 梅陰ばいいん筆 明治21年(1888) 大阪歴史博物館蔵(宮里圭子氏寄贈)

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