「阿波根昌鴻 写真と抵抗、そして島の人々」原爆の図丸木美術館

演習で使われた1トン爆弾 1955-67年

名称:「阿波根昌鴻 写真と抵抗、そして島の人々」原爆の図丸木美術館
会期:2024年2月23日(金・祝)~2024年5月6日(月・振)
会場:原爆の図 丸木美術館
時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
   4月23日~5月6日は無休
観覧料:大人 900円
   中高生または18歳未満 600円
   小学生 400円 
   団体(20名以上)、60歳以上、チラシ持参者、比企地区在住者100円割引
   障碍(しょうがい)のある方は半額
住所:〒355-0076埼玉県東松山市下唐子1401
TEL:0493-22-3266
URL:原爆の図丸木美術館

演習地・十字架の看板を立てて訴える若者 1955年
演習地・十字架の看板を立てて訴える若者 1955年

阿波根昌鴻(あはごんしょうこう 1901-2002)は沖縄戦後、米軍に占領された伊江島で農民たちと共に非暴力の土地闘争を行った人物として知られています。阿波根は「銃剣とブルドーザー」と呼ばれた強制的な土地接収や米軍の横暴、射爆演習場による被害を記録するためにカメラを入手して1955年から島の記録を始めました。島で唯一のカメラを米軍に抵抗する手段とした阿波根は、「乞食行進」と呼ばれる行脚や陳情を展開するなかで沖縄における「島ぐるみ闘争」の一翼を担うようになりました。
生前、唯一の写真集として『人間の住んでいる島』(1982年)が出版されていますが、ここに収録された闘争の写真以外にも島の人々の肖像や日常を写した写真が数多く遺されていることが分かりました。
本土での初めての展覧会となる本展では、3000枚以上ものネガから新たに制作したデジタルプリント 約350点を展示します。「沖縄のガンジー」と呼ばれ、平和運動家として知られる阿波根の写真家としての側面をご覧ください。

2人の子供 1955-67年
2人の子供 1955-67年
演習で使われた1トン爆弾 1955-67年
演習で使われた1トン爆弾 1955-67年

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