「卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展」国立工芸館

「卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展」国立工芸館

名称:「卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展」国立工芸館
会期:2024年3月19日(火)~2024年6月2日(日)
会場:国立工芸館
時間:9:30~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日、5月7日
   ※ただし4月1日、4月8日、4月29日、
   5月6日は開館
観覧料:一般 1,000円(900円)
   大学生 600円(500円)
   ※( )内は20名以上の団体料金および割引料金
   ※オンラインによる事前販売もあり
   ※高校生以下および18歳未満、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバーパートナーは本人のみ)、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町3-2
TEL:050-5541-8600
URL:国立工芸館

鈴木藏《志野陶塑》2018年 個人蔵
鈴木藏《志野陶塑》2018年 個人蔵

日本を代表する陶芸家、鈴木藏(すずきおさむ 1934-)。荒川豊蔵(1894-1985)に続き二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。
鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉町の丸幸陶苑(まるこうとうえん)に勤務する父の助手として働く中で、本格的にやきものづくりの道へと進むことになります。1966年31歳で独立し、薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。そして、作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。
本展では、2024年の今年、卒寿を迎えるのを機に、初期から最新作までの作品を一堂に展示します。古典を大切にしながらも、鈴木藏の美意識を映し出した独自性に富んだ作品を展示することで、鈴木藏の軌跡と“今”を紹介します。

鈴木藏《志埜大皿》1991年 国立工芸館蔵
鈴木藏《志埜大皿》1991年 国立工芸館蔵
鈴木藏《志野茶碗》2013年 国立工芸館蔵
鈴木藏《志野茶碗》2013年 国立工芸館蔵
鈴木藏《志野茶碗》2019年 個人蔵
鈴木藏《志野茶碗》2019年 個人蔵
鈴木藏《志野陶塑》2022年 個人蔵
鈴木藏《志野陶塑》2022年 個人蔵
鈴木藏《志埜花生》1995年 個人蔵
鈴木藏《志埜花生》1995年 個人蔵
鈴木藏《志埜茶碗》2006年 国立工芸館蔵
鈴木藏《志埜茶碗》2006年 国立工芸館蔵
鈴木藏《織部大皿》1972年 個人蔵
鈴木藏《織部大皿》1972年 個人蔵
鈴木藏《鉄釉鉢》1967年 京都国立近代美術館蔵
鈴木藏《鉄釉鉢》1967年 京都国立近代美術館蔵
重要文化財《鼠志野茶碗 銘 峯紅葉》桃山時代/16~17世紀 五島美術館蔵
重要文化財《鼠志野茶碗 銘 峯紅葉》桃山時代/16~17世紀 五島美術館蔵
鈴木藏氏近影
鈴木藏氏近影

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