名称:春季企画展「生きものを愛でた蓬春」山口蓬春記念館
会期:2024年4月6日(土)〜6月2日(日)
会場:山口蓬春記念館
開館時間:開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
料金:一般 600円 (高校生以下は無料)
団体割引 100円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障がい者割引 100円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引 100円割引
※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)
神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ)
年間入館券 1,800円
※当館展覧会を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券も発売中
(発行月から翌年の同月末日まで有効)
休館日:毎週月曜日(4月29日、5月6日を除く)、4月30日(火)、5月7日(火)
住所:〒240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2320
TEL:046-875-6094
URL:山口蓬春記念館
花や鳥、魚や小動物など「生きもの」を描くことは、古くから東洋では花鳥画として知られ、その多くの作例は時代を越えて人々を魅了し続けています。山口蓬春(1893-1971)は、そのような伝統的な画題を学びながらも新しい日本画の創造に邁進しました。昭和9年(1934)に野鳥の保護や調査を目的とした「日本野鳥の会」が創設されますが、蓬春はその発起人に名を連ねており、彼の野鳥や自然に対する造詣の深さがうかがえます。「花鳥畫の、作品の優劣は、その作家の自然への愛の深さと、觀察の力の如何とのみが決定すると謂っていい。」(山口蓬春「花鳥畫を描く心」『邦畫』4月号、昭和10年〔1935〕)と述べていた蓬春。愛犬をわが子同然にかわいがる彼の作品には、生命への愛情をも実感できるほか、数多くのスケッチからは制作に対する真摯な姿勢が伝わってきます。
本展では、蓬春の日本画作品及びスケッチ・模写、ならびに彼が蒐集したコレクションを展示し、蓬春と「生きもの」という観点からその画業を探ります。
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