「調布×架ける×アート いのちのパレット 松本亮平展」調布市文化会館たづくり

「調布×架ける×アート いのちのパレット 松本亮平展」調布市文化会館たづくり

名称:「調布×架ける×アート いのちのパレット 松本亮平展」調布市文化会館たづくり
会期:2024年4月27日(土)〜6月30日(日)
開館時間:10時~18時(※展覧会により異なります)
料金:入場無料
休館日:5月27日(月)・28日(火)、6月24日(月)・25日(火)
会場:調布市文化会館たづくり 1階展示室
住所:〒182-0026 東京都調布市小島町 2-33-1
TEL:042-441-6150
URL:調布市文化会館たづくり

「調布×架ける×アート いのちのパレット 松本亮平展」調布市文化会館たづくり
「調布×架ける×アート いのちのパレット 松本亮平展」調布市文化会館たづくり

生き物たちの世界に人間社会を重ねて、生物としての人間の普遍性を表現する松本亮平の世界へご案内いたします。
絵の具から生み出され、まるで人間のようにふるまう鮮やかな生き物たちの姿を楽しみながら、私たち人間を含む生命の共生について考えるひとときとなれば幸いです。
【みどころ①】人間のように振る舞う動物たち
松本の作品のなかで、動物たちは絵を描いたり、協力したり、にらみ合ったり、まるで人間のように振る舞います。
大学院で構造生物学を学んだ松本は、遺伝子レベルでの生き物の共通性や多様性に着目し、人間社会を象徴するかのような一場面を生き物たちの世界に置き換えて描いています。
表情豊かに躍動する生き物たちは、めまぐるしく社会を生きる私たち人間の象徴であり、松本の自画像でもあります。
【みどころ②】たくさんのいのちの関わりに、生命の共生のヒントを探る
本展は多義性のある「共生」をテーマにアーティスト独自の視点から切り込んだ展示プログラム「調布×架ける×アート」の第2弾として開催します。
登場する生き物たちに自分を重ね、その視線や行動に想いをはせるとき、私たちとアート、そして共に生きる全てのものがつながり、生命の共生へのヒントが見えてくるかもしれません。
【みどころ③】古今東西の絵画へのオマージュを楽しむ
時代を超えて残り続ける絵画には、生き物たちの姿も数多くみられます。松本の作品には、伝統的な日本画や西洋絵画の形式が多く取り入れられ、古今東西の名画に触れるような感覚で楽しむことができます。
本展では国宝『鳥獣戯画』をオマージュし、ことわざを生き物の姿で表した全長40mに及ぶ大作『動物界の百の寓意』も展示予定です。
また、会期中には『かわいい江戸の絵画史』等の著作でも知られる府中市美術館学芸員の金子信久氏をゲストに迎え、様々な時代の絵画に描かれた生き物たちをテーマにトークイベントを開催します。

流寓
流寓
魚龍変成図
魚龍変成図

【関連イベント】
5月14日 (火) 13:00 ~インターネット(peaix)にて申込受付開始
トークのみ電話受付あり(9:00~21:00)
■ワークショップ「作って飾ろう いろんな生き物」
生き物のフィギュアと写真をよく観察して、絵の具を使い生き物の絵を制作します。
完成後、作家の作品と共に展示室に飾ります。
日時:6月1日(土) 14:00 ~ 16:30
会場:調布市文化会館たづくり11階 第2創作室
講師:松本亮平(作家)
料金:2,500円
■トーク『古今東西 絵の中の生き物』
絵の中の生き物たちは何を伝えようとしているのか。
古典絵画から展示作品まで様々な絵を取り上げ、ゲストを交えてお話しします。
日時:6月8日(土) 14:00 ~ 15:30
出演:松本亮平(作家)、金子信久(府中市美術館学芸員)
会場:調布市文化会館たづくり8階 映像シアター
【公開制作】
どのようにして作品の生き物たちが生まれるのか。作家の緻密な制作の様子を展示室でご覧いただけます。
5月4日(土)  12:00 ~16:00
6月13日(木) 12:00 ~16:00
その他のスケジュールは随時更新予定

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る