名称:開館30周年記念 令和6年度春季企画展「四天王寺と古代王権」大阪府立近つ飛鳥博物館
会期:2024年4月20日(土)〜6月16日(日)
会場:大阪府立近つ飛鳥博物館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般430円[340円]、
65歳以上・高校・大学生330円[260円]、
中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名含む)は無料
([ ]内は20名様以上の団体料金)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日に休館)
住所:〒585-0001大阪府南河内郡河南町東山299
TEL:0721-93-8321
URL:大阪府立近つ飛鳥博物館
大阪の名刹として知られている四天王寺は、飛鳥時代の創建以来、現在にいたるまで法灯が守り伝えられているわが国でも貴重な歴史遺産の一つです。
四天王寺は、中央集権国家の基礎が築かれ、大陸からの先進文化の受け入れが盛んだった飛鳥時代の初めに創建されました。北には外交の玄関口にあたる難波津を擁し、洗練された仏教文化を対外的に示す役目を果たしていました。聖徳太子が建立したとして有名ですが、創建以来、その時々の政治体制の変化に応じて伽藍の整備・改修が繰り返されたことはあまり知られていません。四天王寺の伽藍造営の歴史は、わが国の政治体制の変遷を物語ってくれるのです。
今回の展示では、飛鳥時代から平安時代初めの四天王寺の歴史を紐解きます。それにより、四天王寺が当時の国家といかに結びつき、伽藍を守り伝えたかをご理解いただくと同時に、中央集権国家の整備から確立、そして衰退期にいたる激動の時代の片鱗を感じていただければと思います。
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