「MAKINO植物の肖像-菅原一剛が写した牧野富太郎の標本-」牧野記念庭園記念館

「MAKINO植物の肖像-菅原一剛が写した牧野富太郎の標本-」牧野記念庭園記念館

名称:「MAKINO植物の肖像-菅原一剛が写した牧野富太郎の標本-」牧野記念庭園記念館
会期:2024年4月20日(土)~6月30日(日)
会場:記念館企画展示室
開園時間:午前9時~午後5時
展示:午前9時30分~午後4時30分
休園日:毎週火曜日
協力:MAKINO Botanical Art Project、
高知県立牧野植物園、東京都立大学牧野標本館
住所:〒178-0063東京都練馬区東大泉6-34-4
TEL:03-6904-6403
URL:牧野記念庭園記念館

「MAKINO植物の肖像-菅原一剛が写した牧野富太郎の標本-」牧野記念庭園記念館
「MAKINO植物の肖像-菅原一剛が写した牧野富太郎の標本-」牧野記念庭園記念館

植物研究に生涯を捧げた牧野富太郎博士は、詳細で緻密な植物図を描いたことで知られ、また各地に出掛け採集した標本の多さとその美しさでも定評があります。本展では、博士の標本に感銘を受けた菅原一剛氏の写真作品を展示します。子供の頃より図鑑に親しみその縁で牧野博士を知った菅原氏は、高知を訪れた際に高知県立牧野植物園で博士の蔵書と植物図に魅了されました。さらに標本庫に収蔵される博士自ら作製した標本を見て、まるで生きているかのような生命感に心動かされ、ぜひとも撮影を試みたいと希望しました。菅原氏の思いは、植物学の研究に不可欠な資料として保管される「牧野標本」の美しさを、肖像写真を撮影するかのような眼差しで蘇らせたいという一念でした。高度な写真技術を駆使してまっすぐな光を当てたことによりに植物の微細な陰影までもが立体的に写し出された作品が誕生しました。その一つ「センダイヨシノ」は、博士が練馬の自宅の庭で採取したサクラの標本を撮影し、それをピンクプラチナプリントという特別な技法で仕上げたものです。  あくまで科学的な資料である標本をアートの視点で紐解いた菅原氏の作品をぜひご覧ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る