名称:「犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―」山種美術館
会期:2024年5月12日(日)~2024年7月7日(日)
※会期中、一部展示替えあり
(前期: 5/12-6/9、後期:6/11-7/7)
会場:山種美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,400円(1,200円)
大学生・高校生 1,100円(1,000円)
中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳を提示の方、およびその介助者(1名)一般1,200円(1,000円)
※きもの特典:きもので来館の方は、一般200円引きの料金となります
※複数の割引・特典の併用はできません
※( )内は前売料金
主催:山種美術館、日本経済新聞社
住所:〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:山種美術館
近年、ペットブームがさらなる盛り上がりを見せています。中でも最も人に親しまれている動物、 犬と猫は、古くから日本の絵画に描かれてきました。近代以降も、画家たちが自らの愛犬、愛猫をモティーフにした作品が少なくありません。このたび山種美術館では、犬と猫を題材とした名品をご紹介する展覧会を開催します。
本展覧会にて初公開となる《洋犬・遊女図屛風》(個人蔵)は、当時、日本では珍しかった洋犬を描く貴重な作品です。
琳派の祖・俵屋宗達《犬図》(個人蔵)には、振り返る子犬が水墨によって愛らしく表されています。伊藤若冲《狗子図》(個人蔵)では白と黒の2匹の子犬の対比が目を引き、長沢芦雪《菊花子犬図》(個人蔵)には、何とも可愛い子犬たちが表情豊かに描かれています。一方、猫を描いた名作といえば、近代京都画壇を牽引した竹内栖鳳による《班猫》【重要文化財】。静岡の沼津で偶然出会った猫に惹かれた栖鳳は、丹念な観察と写生を通して作品を完成させました。また、サインの代わりに猫を描くこともあるという藤田嗣治による《Y夫人の肖像》(株式会社三井住友銀行)は、女性と4匹の猫を描いた魅力的な作品です。さらに、現在活躍中の山口晃による《捕鶴圖》(個人蔵)は、擬人化された猫たちの個性までも描き出しています。
本展では、江戸時代から現代まで、犬と猫を題材としたバラエティに富む作品が一堂に会します。併せて、身近な動物を描いた優品もご紹介します。愛らしい犬と猫たちが皆さまのご来館をお待ちしています。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。