「詩人・石川善助をたずねて~北方への道のり」仙台文学館

「詩人・石川善助をたずねて~北方への道のり」仙台文学館

名称:「詩人・石川善助をたずねて~北方への道のり」仙台文学館
会期:2024年4月27日(土)〜2024年6月30日(日)
会場:仙台文学館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   4月29日、5月6日開館
   4月30日、5月7日、5月23日、6月27日は休館
入場料:一般 810円、高校生 460円、中学生・小学生 230円
住所:〒981-0902宮城県仙台市青葉区北根2-7-1
TEL:022-271-3020
URL:仙台文学館

「詩人・石川善助をたずねて~北方への道のり」仙台文学館
「詩人・石川善助をたずねて~北方への道のり」仙台文学館

1901(明治34)年に仙台の国分町に生まれた石川善助は、仙台商業学校在学中から詩作に目覚め、校友会誌などに詩を発表し始めます。卒業後、仕事の傍ら、友人と詩誌を刊行、『日本詩人』をはじめとする中央の詩誌に作品を発表するなどし、詩人として将来を嘱望されましたが、1932(昭和7)年、31歳で不慮の事故により命を落としました。
宮城県出身の詩人として、尾形亀之助と並び称されてきた善助ですが、生前に一冊の詩集を出すこともかなわず、その死後に友人たちにより遺稿集として、詩集・随筆集・童謡集がそれぞれ一冊ずつ刊行されることになりました。しかしこれまでその創作活動の全容はあまり知られてきませんでした。
今回、書籍・原稿・書簡・創作ノート・作品掲載詩誌など、現在残されている膨大な石川善助関係の資料の全貌を紹介するとともに、改めて日本近代詩史における善助の位置づけを明らかにし、その詩の魅力を探ります。また、善助は民俗学的視点での随筆や童話、方言を用いた作品も残しており、その多様な表現活動と、仙台のスズキヘキや天江富弥をはじめ、草野心平や宮沢賢治など、様々な人々との交友についても紹介します。

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