「生き延びるためのラプソディ」ギャラリー無量

「生き延びるためのラプソディ」ギャラリー無量

名称:「生き延びるためのラプソディ」ギャラリー無量
会期:2024年5月3日(金)〜2024年5月26日(日)
会場:ギャラリー無量
開館時間:10:00 〜 17:00
   12:00〜13:00は休廊
休館日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
入場料:500円
住所:〒932-0315 富山県砺波市庄川町示野233
URL:ギャラリー無量

制作は生活を延命している/生活は制作を延命している。生活と制作は、どちらかが欠けてしまったらどちらも回らなくなってしまうと思うことがあります。「生き延びるためのラプソディ」は、生活と制作を結びつけながら/結びつけざるを得ない状況で制作を行う4組の作家で構成されています。
本展では、病気の発覚によって、これまでの木材や金属といった彫刻的な素材を使用した制作方法を一転させ、現在はワイヤーや小さな木片など、扱いやすい素材を使用して軽やかな立体を制作している汲川洋平、2011年に結成したアーティスト・ユニットで、「2人」であるということを軸に、共同して映像・音・テキストなどを組み合わせたインスタレーションやパフォーマンスを制作・発表している佐藤史治と原口寛子、ある出来事から出会った「14」という数字を起点に、「14」に従いながら平面・立体を用いたインスタレーションを制作し、「14」に縛られた生活と制作を実践している千々和佑樹、自身の身近で起こる個人的な違和感と地道に向き合いながら平面・立体作品・インスタレーションの制作を行う中塚文菜が生活と制作の実践とその過程を発表します。
「ラプソディ(狂詩曲)」とは、形式が決まっておらず、楽器や演奏形態も自由、民族的または叙事的な内容を表現している様々な曲調をメドレーのようにして構成されることが多い楽曲のことを指しています。生活と制作の結びつき方は各作家によって異なりますが、空間を巡ることで、生活と制作の各作家への影響や、それによって生まれる多様な表現を一つの楽曲のように紡ぎ出す展示になればと思います。
アーティスト
汲川洋平、佐藤史治、原口寛子、千々和佑樹、中塚文菜

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る