山下麻衣+小林直人「他者に対して、また他者と共に」水戸芸術館現代美術ギャラリー

《人が花に対して、また花と共に行う営み》のためのイメージスケッチ、2024年

名称:山下麻衣+小林直人「他者に対して、また他者と共に」水戸芸術館現代美術ギャラリー
会期:2024年7月27日(土)~2024年10月6日(日)
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
時間:10:00~18:00
休館日:月曜日、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)
   ※ただし8月12日、9月16日、9月23日は開館
観覧料:一般 900円
   団体(20名以上)700円
   高校生以下・70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
   ※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です
   ◎ 一年間有効フリーパス:「年間パス」2,000円
   ◎ 学生とシニアのための特別割引デー「First Friday」:学生証をお持ちの方と65歳~69歳の方は、毎月第一金曜日(8月2日、9月6日、10月4日)100円
住所:〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL:029-227-8111
URL:水戸芸術館現代美術ギャラリー

《Candy》2005年
《Candy》2005年

山下麻衣+小林直人は、映像作品やインスタレーションによって国内外で活躍するアート・ユニットです。コントロールの効かない不確かな存在としての自然をわからないままに捉え、どうにかして関係性を構築しようとする山下+小林の作品では、些細な日常が価値を持ったり、奇跡的な出来事へと転換したりといった場面に少なからず遭遇します。
それは、鑑賞者の視点や価値観をささやかかつダイナミックに揺るがし、ときに世界の見方を変動させる力を持っています。それはまた、自然や動物を含めた「他者」、ひいてはこの世界に対するかれらの切実な関心が結実したものとも言えるでしょう。
本展では、山下+小林による多彩な表現と実践を、最初期の作品や国内未発表作を含め網羅的に紹介し、その全貌を紐解きます。また新作として、水戸芸術館現代美術センターの場の特性を活かし屋外広場で会期中に巨大な参加型作品を展開させます。
災害やパンデミックを経て人と自然との不安定な関係が可視化され、また世界的な紛争の続く現在において、本展を通して「他者」との関係性を改めて考え、人々がそれぞれに見ている世界への認識を更新し、個々の存在のあり方を問う機会を創出します。

《A Spoon Made From The Land》2009年(ヨコハマトリエンナーレ2011での展示風景) 撮影:岡野圭
《A Spoon Made From The Land》2009年(ヨコハマトリエンナーレ2011での展示風景) 撮影:岡野圭
《infinity》2006年
《infinity》2006年
《やりなおし~ALIENとしての》2001年
《やりなおし~ALIENとしての》2001年
《積み石》2018年
《積み石》2018年
《世界はどうしてこんなに美しいんだ》2019年(瀬戸内国際芸術祭2019での展示風景)
《世界はどうしてこんなに美しいんだ》2019年(瀬戸内国際芸術祭2019での展示風景)
《infinity~mirage》2021/2023年~
《infinity~mirage》2021/2023年~
《Present (for Giraffe)》2004年
《Present (for Giraffe)》2004年
《NC_045512》2023年(千葉県立美術館での展示風景) 撮影:木暮伸也
《NC_045512》2023年(千葉県立美術館での展示風景) 撮影:木暮伸也
《人が花に対して、また花と共に行う営み》のためのイメージスケッチ、2024年
《人が花に対して、また花と共に行う営み》のためのイメージスケッチ、2024年

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