名称:卒寿記念/人間国宝「鈴木藏の志野展」東根市美術館
会期:2024年8月10日(土)〜10月14日(月)
開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30) *ただし、施設開館時間は9:00
観覧料:一般800円、高校生以下無料
各種障害者手帳(または「ミライロID」)提示の方と付添者1名無料
20名以上の団体は観覧料より各自100円引
(当館では観覧料支払いは現金のみの取扱いです/本展の前売券はございません)
休館日:8月13日(火)、8月26日(月)、9月9日(月)、9月24日(火)
会場:東根市美術館(まなびあテラス)
住所:〒999-3730山形県東根市中央南一丁目7-3(まなびあテラス内)
TEL:0237-53-0229
URL:東根市美術館
日本を代表する陶芸家、鈴木藏(すずき・おさむ/1934-)。荒川豊蔵(1894-1985)に続き二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。
鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉町の丸幸陶苑に勤務する助手として働く中で、本格的にやきものづくりの道へと進み、1966年31歳で独立。薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。
「志野には日本人の美意識の独自さと素晴らしさがある」と語る鈴木藏。作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず、古来の日本人の感性を現代の作品へと表現しています。
2024年に卒寿を迎えるのを機に、本展ではこれまでの鈴木藏の挑戦と研究の集大成である初期から最新作までの作品を一堂に展示します。桃山時代から続く古典の大切さに鈴木藏の美意識を映し出した独自性に富んだ作品群から、鈴木藏の軌跡と今をご紹介します。
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