第76回「正倉院展」奈良国立博物館

南倉 黄金瑠璃鈿背十二稜鏡

名称:第76回「正倉院展」奈良国立博物館
会期:2024年10月26日(土)~2024年11月11日(月)
会場:奈良国立博物館 
展示室:東・西新館
時間:8:00〜18:00
   金・土・日曜日、祝日は20:00まで
   ※入館は閉館の60分前まで
休館日:会期中無休 
観覧料:一般 2,000円
   高大生 1,500円
   小中生 500円
   キャンパスメンバーズ学生 400円
   レイト割 一般 1,500円
   レイト割 高大生 1,000円
   レイト割 小中生 無料
   ※観覧には原則、事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です(無料対象者を除く)
   ※レイト割は月~木曜日は午後4時以降、金・土・日曜日、祝日は午後5時以降の「日時指定券」に適用されます
主催:奈良国立博物館
特別協力:読売新聞社
協賛:岩谷産業、印傳屋上原勇七、SGC、NTT西日本、関西電気保安協会、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、シオノギヘルスケア、ダイキン工業、ダイセル、大和ハウス工業、中西金属工業、丸一鋼管、大和農園
特別支援:DMG森精機
協力:NHK奈良放送局、奈良交通、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、読売テレビ
住所:〒630-8213奈良県奈良市登大路町50
TEL:050-5542-8600
URL:奈良国立博物館

北倉 新羅琴 附 琴柱
北倉 新羅琴 附 琴柱

正倉院宝物は、奈良時代にわが国を治めた聖武天皇ご遺愛の品々を中心とした、天平文化の粋を今に伝える貴重な宝物群です。これらの宝物は、かつて東大寺の重要な資財を保管する倉であった正倉院正倉(しょうそういんしょうそう)に納められ、勅封(ちょくふう)などの厳重な管理のもと、今日まで守り伝えられてきました。
今年も調度品や服飾具、仏具、文書(もんじょ)といった、正倉院宝物の全体像をうかがえる品々が会場を彩ります。なかでも、美しい錦張(にしきば)りの肘おき「紫地鳳形錦御軾」(むらさきじおおとりがたにしきのおんしょく)(北倉47)は、聖武天皇がお使いになった品として格別の意義を有する至宝です。
また、「碧瑠璃小尺」(へきるりのしょうしゃく)(中倉111)や「深緑瑠璃魚形」(ふかみどりるりのうおがた)(中倉128)といった色ガラス製の装身具のほか、金と緑釉(りょくゆう)の対比が華やかな「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)(南倉70)など、色とりどりのガラスを用いた宝物の数々が私たちの目を楽しませてくれます。
そのほか、「沈香木画箱」(じんこうもくがのはこ)(中倉142)や「紫檀金銀絵書几」(したんきんぎんえのしょき)(南倉174)といった、奈良時代の高度な工芸技術を誇る品々にも目を見張ることでしょう。さらに今年は、宮内庁正倉院事務所が製作した宝物の再現模造品も多数展示され、これらとあわせて観覧することで、宝物により深く親しむことのできる内容となっています。

北倉 新羅琴 附 琴柱 (槽部分)
北倉 新羅琴 附 琴柱 (槽部分)
北倉 花鳥背円鏡 附 帯、紙箋
北倉 花鳥背円鏡 附 帯、紙箋
北倉 鹿草木夾纈屛風
北倉 鹿草木夾纈屛風
北倉 紫地鳳形錦御軾
北倉 紫地鳳形錦御軾
北倉 紫地鳳形錦御軾 (部分)
北倉 紫地鳳形錦御軾 (部分)
北倉 花氈
北倉 花氈
中倉 続修正倉院古文書 第三十四巻〔造仏所作物帳〕
中倉 続修正倉院古文書 第三十四巻〔造仏所作物帳〕
中倉 沈香木画箱
中倉 沈香木画箱
中倉 緑地彩絵箱
中倉 緑地彩絵箱
南倉 伎楽面 酔胡従
南倉 伎楽面 酔胡従
南倉 黄金瑠璃鈿背十二稜鏡
南倉 黄金瑠璃鈿背十二稜鏡

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