第82回コレクション・テーマ展「大正女の一日展 これが彼女の生きる道!?」高畠華宵大正ロマン館

第82回コレクション・テーマ展「大正女の一日展 これが彼女の生きる道!?」高畠華宵大正ロマン館

名称:第82回コレクション・テーマ展「大正女の一日展 これが彼女の生きる道!?」高畠華宵大正ロマン館
会期:2024年8月3日(土)〜11月4日(月) 
会場:高畠華宵大正ロマン館
観覧料金:一般500円
休館日:月~金曜日(祝休日は開館)
   ※9月28日は臨時休館
住所:〒791-0222愛媛県東温市下林丙654-1
TEL:089-964-7077
URL:高畠華宵大正ロマン館

第82回コレクション・テーマ展「大正女の一日展 これが彼女の生きる道!?」高畠華宵大正ロマン館
第82回コレクション・テーマ展「大正女の一日展 これが彼女の生きる道!?」高畠華宵大正ロマン館

大正時代は女性の時代と言われている。平塚らいてうは、明治44(1911)年に創刊された女性による婦人雑誌『青鞜』に、「元始、女性は太陽であった」と創刊の辞を寄せたが、これは女性が社会に向けて自身の言葉で語りはじめた象徴的な出来事であったと言える。明治時代は天皇を中心とした近代国家の形成時期であり、西洋社会をそのお手本として政治・経済・思想・文化などを無作為に模倣していった時代だが、大正時代は明治期に生まれた様々な社会システムや生活様式が、徐々に大衆の間に広がっていった大衆文化の時代でもあった。こうした時代の変換期にあって、女性たちはどのように生きていたのか。良妻賢母、モダンガール、職業婦人、女学生など女性の役割や立場が増えるにつれ、女性たちの生き方は変わっていったのだろうか?
本展では、大正時代の一般的な女性の日常生活がどのようなものであったのかを探る。女学校時代の生活、卒業後の進路、恋愛、結婚、就職、家事育児、健康、衛生、美容、おしゃれ、家計、貯蓄、人間関係、嫁姑問題など、女性を取り巻く事象は現在とそれほど違ってはいない。本展では主に婦人雑誌や少女雑誌に掲載されていた内容から、当時の女性たちの関心事や暮らしぶりを紹介。高畠華宵の作品や当時の女性たちの写真のイメージも、当時の彼女たちの様子を知る手がかりになることだろう。今から約100年前の女性たちの喜怒哀楽を感じてもらうことで、本展がこの国の女性のあり方について考えるきっかけになってほしい。

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