特別展「古代文学と伊予国-様々な愛のカタチ」愛媛県歴史文化博物館

特別展「古代文学と伊予国-様々な愛のカタチ」愛媛県歴史文化博物館

名称:特別展「古代文学と伊予国-様々な愛のカタチ」愛媛県歴史文化博物館
会期:2022年2月11日(金)〜4月7日(木)
開館時間:9:00~17:30(最終入場17:00)
料金:・高校生以上400円
   ・65歳以上・小中学生200円
休館日:2/14(月)、21(月)、28(月)、3/8(火)、14(月)、22(火)
住所:〒797-8511愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
TEL:0894-62-6222
URL:愛媛県歴史文化博物館

特別展「古代文学と伊予国-様々な愛のカタチ」愛媛県歴史文化博物館
特別展「古代文学と伊予国-様々な愛のカタチ」愛媛県歴史文化博物館

飛鳥から奈良時代の文学資料には『万葉集』の「熟田津」、「伊予湯」等、伊予国(愛媛県)に関係する記事が数多く見られます。また平安時代の『今昔物語集』等の説話文学では四国遍路のルーツとされる「四国辺地」、『大和物語』等の物語文学では藤原純友の乱も語られています。そして、和歌文学、特に『古今和歌集』等の勅撰和歌集や百人一首の作者の中には、山部赤人、紀貫之、大江千里、能因法師、西行法師など、四国や伊予国と関係の深い人物が多く見られます。
 本展では、『古事記』に見える木梨軽皇子(きなしのかるのみこ)と妹の軽大郎皇女(かるのおおいらつめ)との恋愛悲話や、『万葉集』に登場する恋に生きた額田王(ぬかたのおおきみ)、在原業平(ありわらのなりひら)が主人公とされる恋の物語『伊勢物語』等、愛媛の県名「愛」にちなんで、古代文学に登場する様々な「愛」(「恋愛」、「愛執」、「家族愛」等)のカタチを取り上げます。
 また、当館の伊井春樹名誉館長が、昭和40年代に愛媛新聞連載「愛媛の文学資料」(全123回)にて、県内に所在する古代文学資料の名品を紹介しており、本展ではその中から、鎌倉時代や室町時代に書写された『古今和歌集』や『源氏物語』等を展示することで、豊富で幅広く継承された愛媛県内の古典籍の世界を紹介します。

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