永本ツカサコレクション展「団扇を彩る銀幕のスターたち」おもちゃ映画ミュージアム

永本ツカサコレクション展「団扇を彩る銀幕のスターたち」おもちゃ映画ミュージアム

名称:永本ツカサコレクション展「団扇を彩る銀幕のスターたち」おもちゃ映画ミュージアム
会期:2024年8月1日(木)~2024年9月29日(日)
会場:おもちゃ映画ミュージアム
開館時間:10:30~17:00
休館日:祝日含め月曜、火曜休館
入場料:高校生・大人:500円
    中学生:300円
    小学生以下:無料
住所:〒604‐8805 京都市中京区壬生馬場町29-1
TEL:075(803)0033
URL:おもちゃ映画ミュージアム

いま、見に来て下さっている男性は、「僕は日活や大映の作品が好きで見たからよく知っている。青春のシンボルや。人気があった女優さんは団扇の数も多い。この時代の女優さんの美しさは別格や。」と興味津々にご覧になっています。「じゃ、この団扇に描かれている女優さんはわかりますか?」と「私は誰でしょう?」のコーナーへ。32枚の団扇に描かれている女優さんが果たしてどなたか見極めができなくて、そんなコーナーを設けました。でも、残念ながら「うーん、わからんなぁ」とギブアップ。昔はギャランティーがとても高かったので、写真ではなく絵の方が費用は安くつきました。
日曜日の東寺ガラクタ市で陶器の“招き兎”を見つけたので、早速コーナーに置きました。「お客さん、いらっしゃい、いらっしゃい!」と。団扇の裏は商店の広告です。私もガラクタ市でいくつか入手しましたが、和洋酒類・たばこ・食料品を扱う店だったり、宇治茶の商いをしている茶舗、化粧品屋さんもあります。基本的に無料で配るものですから費用は押さえたいのが本音。ノベルティーとしては写真より絵の方が良かったのでしょう。紙製品で脆いものですが、綺麗な状態で残っていて、これも映画資料として貴重です。東京の永本ツカサさんが蒐集されて、今回が初披露です。お送りいただいたのは約150点ですが、その内100点を壁一面に飾りました。木工作業が得意な連れ合いの仕事ぶりもどうぞご覧下さいませ。
この展覧会に間に合わせて、永本さんのサイト「脱線王のメディアとしての着物 モダン着物ニ観ル風俗史」で番外編として、「紙広告の歴史」を詳しく書いておられます。ぜひ下記QRコードにアクセスしてお読みください。

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