名称:「鈴木のりたけの“しごとば”展 進化する絵本の世界」香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム
会期:2024年8月10日(土)〜2024年9月23日(月)
会場:香美市立やなせたかし記念館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:火曜日
8月13日は開館
入場料:一般 600円、高校生・中学生 200円、小学生以下 100円
住所:〒781-4212高知県香美市香北町美良布1224-2
TEL:0887-59-2300
URL:香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム
「第2回やなせたかし文化賞」の受賞者で、絵本作家である鈴木のりたけさん。
代表作である「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)は、「仕事の現場を絵本にする」という発想で、2009年に誕生し、2020年刊行の『やっぱり・しごとば』を含めて計6冊が刊行されました。
「カラッとした絵で、情報をきちんと伝えたい」と作家自身が綿密な取材を重ね、それぞれの仕事の醍醐味を一枚の絵に落とし込む独自の手法は、文化賞の審査員からも高い評価を受けています。
また、「しごとば」シリーズとならぶ近年の鈴木さんの代表作となっているのが、数々の絵本賞を受賞し、シリーズ累計160万部を超える大ヒット作の「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)です。
よくあるピンチ、笑っちゃうピンチ、冷や汗のでるピンチからなぜか哀愁を感じるピンチまでをユーモアたっぷりに描いた本シリーズは、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた作品となっています。
本展は、第2回やなせたかし文化賞受賞者展以来、約2年ぶりとなる当館での鈴木のりたけさんの展覧会です。
「鈴木のりたけの“しごとば”展 進化する絵本の世界」と題し、鈴木さんの描く「しごとば」シリーズや、“しごとば”の取材で得た着想から、仕事する人自身に焦点を当てた「しごとへの道」シリーズ(ブロンズ新社)の原画約100点を中心に、デビュー作『ケチャップマン』(文芸社ビジュアルアート、2008年)や話題の「大ピンチずかん」シリーズの原画など約70点を展示し、鈴木さんの絵本の世界の魅力を余すことなくご紹介します。
常に革新的な手法で子どもたちの想像力を刺激し続ける鈴木のりたけさんの、鮮やかな色彩や、遊び心あふれる緻密な表現にどっぷりとはまって、“進化する絵本の世界”を存分にお楽しみください。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。