名称:「笠岡市立竹喬美術館名品展 うつりゆく自然を描く 小野竹喬の世界」大分市美術館
会期:2024年10月4日(金)〜2024年11月17日(日)
会場:大分市美術館
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:月曜日
10月14日は開館
10月15日は休館
入場料:一般 1000円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無料
住所:〒870-0835大分県大分市大字上野865
TEL:097-554-5800
URL:大分市美術館
小野竹喬(1889-1979)は岡山県笠岡市出身の日本画家です。1903(明治36)年、14歳で京都の竹内栖鳳に師事したのち、1979(昭和54)年に89歳で亡くなるまでの75年間、日本の自然を描き続けました。その制作姿勢は一貫しており、季節の移り変わりのなかで、日常にふと目にするささやかな自然の表情を、親密な視線で素直に捉え、鮮やかにそして明快に表現しています。特に晩冬から早春にかけての大地の装いや樹木の芽吹き、その萌しを「自然の香り」と称して、清澄に捉えています。また戦後の作品においては、夕焼けの茜空を題材として、時々刻々と変化する空や雲の様相を、心温まる色彩で柔和に表現しました。生涯にわたるさまざまな功績により、1976(昭和51)年には文化勲章を受章しています。
なお、小野竹喬は京都市立絵画専門学校出身で大分出身の福田平八郎の先輩にあたり、両者には交流もありました。
本展では、竹喬の故郷にある笠岡市立竹喬美術館が所蔵する小野竹喬の名品、日本画約70点、素描約20点等により、自然表現の精華をご紹介します。
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