総合開館30周年記念「鷹野隆大 カスババ―この日常を生きのびるために―」東京都写真美術館

総合開館30周年記念「鷹野隆大 カスババ―この日常を生きのびるために―」東京都写真美術館

名称:総合開館30周年記念「鷹野隆大 カスババ―この日常を生きのびるために―」東京都写真美術館
会期:2025年2月27日(木)~2025年6月8日(日)
会場:東京都写真美術館
展示室:2階展示室
時間;10:00〜18:00 (木・金は20:00まで)
   入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 
   5月7日(水)
   ただし、5月5日(月)は開館
観覧料:一般 700円(560円)
   学生 560円(440円)
   中高生・65歳以上 350円(280円)
   ( )は有料入場者20名以上の団体、東京都写真美術館映画鑑賞券提示者、各種カード会員割引料金
   各種割引の詳細は、ご利用案内をご確認ください。/小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)、TOPMUSEUM PASSPORT 2024提示者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
   各種割引の併用はできません
住所:〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL:03-3280-0099
URL:東京都写真美術館

総合開館30周年記念「鷹野隆大 カスババ―この日常を生きのびるために―」東京都写真美術館
総合開館30周年記念「鷹野隆大 カスババ―この日常を生きのびるために―」東京都写真美術館

鷹野隆大(たかのりゅうだい 1963-)は写真集『IN MY ROOM』(2005)で第31回木村伊兵衛写真賞を受賞し、現在も国内外で活躍を続ける写真家、アーティストです。
鷹野は『IN MY ROOM』に代表されるセクシュアリティをテーマとした作品と並行し、〈毎日写真〉や〈カスババ〉といった日常のスナップショットを手がけ、さらに東日本大震災以降、「影」を被写体とした写真の根源に迫るテーマにも取り組んでいます。本展のタイトルである〈カスババ〉とは鷹野による造語で、カスのような場所(バ)の複数形です。
大規模な自然災害や感染症の世界的流行、経済発展による環境破壊や都市開発など、私たちは急速な時代の変化の渦中を生きています。鷹野は美しいものだけではない現実を受け入れ、弱いものもみにくいものもそのまま、むき出しのイメージを見る者へ提示します。私たちは、身近でありながら目を凝らして見ることのない、自身が生きる日常の豊かさと混乱を、鷹野の作品を通してあらためて目にするでしょう。初公開作品を含め鷹野の軌跡を概観する本展が、出口が見えなくなりつつあるこの日常を生きのびるヒントとなればさいわいです。

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