「菊池コレクション 現代陶芸のすすめ」菊池寛実記念 智美術館

「菊池コレクション 現代陶芸のすすめ」菊池寛実記念 智美術館

名称:「菊池コレクション 現代陶芸のすすめ」菊池寛実記念 智美術館
会期:2025年1月18日(土)~2025年5月6日(火・振)
会場:菊池寛実記念 智美術館
時間:11:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日、2月25日(火)
   ※ただし、2月24日、5月5日は開館
観覧料:一般 1,100円
   大学生 800円
   小中高生 500円
主催:公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社
協賛:株式会社南悠商社
住所:〒105-0001東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
TEL:03-5733-5131
URL:菊池寛実記念 智美術館

鯉江良二「証言」1982年 h37.4×w36.0×d41.0㎝ 菊池コレクション(撮影:阿部紗夕里)
鯉江良二「証言」1982年 h37.4×w36.0×d41.0㎝ 菊池コレクション(撮影:阿部紗夕里)

陶芸といえば日用陶器や茶陶をはじめとした道具としての器を想像されるかもしれません。しかし、現代の陶芸には器の形態を用途や機能ではなく立体造形としてとらえる視点があり、また、素材や技法、伝統など陶芸にまつわる要素を独自の視点でとらえたオブジェ的な造形作品が存在します。
個人作家によって展開される多様な制作、その未知なる思考、美意識に、菊池寛実記念 智美術館の設立者 菊池智(1923~2016)は魅了され、20世紀後半以降の日本の陶芸作品を精力的に蒐集しました。そして、1983年には自身のコレクションによる展覧会「Japanese Ceramics Today(現代日本陶芸展)」をスミソニアン国立自然史博物館のトーマス・M・エバンスギャラリー(米・ワシントン)で開催します。
当時40代から50代であった作家たちの作品を中心に構成し、日米の貿易摩擦が問題となるさなかに日本の同時代の文化を紹介する展覧会が受け入れられた経験は、菊池がその後、文化事業に注力していく契機ともなりました。
本展では、同展出品作をはじめ、1970年代から80年代の作品を中心に日本の現代陶芸の展開をご覧いただきます。

荒木高子 「岩の聖書」 1981年 h16.5×w28.0×d20.0㎝ 菊池コレクション (撮影:伊藤ゆうじ)
荒木高子 「岩の聖書」 1981年 h16.5×w28.0×d20.0㎝ 菊池コレクション (撮影:伊藤ゆうじ)
加守田章二「彩色壺」 1972年 h15.0×w25.0×d15.0㎝ 菊池寛実記念 智美術館(撮影:渞忠之)
加守田章二「彩色壺」 1972年 h15.0×w25.0×d15.0㎝ 菊池寛実記念 智美術館(撮影:渞忠之)
河本五郎 「色絵渦紋飾瓶」 1982年 h34.2×w22.0×d19.5㎝ 菊池コレクション(撮影:渞忠之)
河本五郎 「色絵渦紋飾瓶」 1982年 h34.2×w22.0×d19.5㎝ 菊池コレクション(撮影:渞忠之)
和太守卑良 「杉文炻器」 1981年 h43.5×w23.0×d17.4㎝ 菊池コレクション (撮影:阿部紗夕里)
和太守卑良 「杉文炻器」 1981年 h43.5×w23.0×d17.4㎝ 菊池コレクション (撮影:阿部紗夕里)
八木一夫 「黒い花」 1964年 h15.5×w20.0×d17.0㎝(台を含まない) 菊池寛実記念 智美術館(撮影:渞忠之)
八木一夫 「黒い花」 1964年 h15.5×w20.0×d17.0㎝(台を含まない) 菊池寛実記念 智美術館(撮影:渞忠之)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る