名称:収蔵コレクション展「春を待つ」長谷川町子美術館・長谷川町子記念館
会期:2024年12月7日(土)〜2025年3月23日(日)
会場:長谷川町子美術館・長谷川町子記念館
開館時間:10:00 〜 17:30
休館日:月曜日
1月13日、2月24日は開館
12月26日~1月3日、1月14日、2月25日は休館
入場料:一般 900円、65歳以上 800円、大学生・高校生 500円、中学生・小学生 400円
住所:〒154-0015東京都世田谷区桜新町1-30-6
TEL:03-3701-8766
URL:長谷川町子美術館・長谷川町子記念館
今年を振り返ると、年明けの能登半島地震から始まり、長く厳しい猛暑と台風による大雨など、天災や異常気象に悩まされた年でした。自然の猛威の前では、人間は無力に近いことを思い知らされた年でもありました。でも、そんな時だからこそ、自然が与えてくれるすばらしい恩恵について、考えてみたくなります。今回の収蔵コレクション展「春を待つ」では、自然の美しさや尊さが感じられる作品を、選りすぐって展示いたします。
年神様を見送り無病息災を願う火祭りを描いた松村公嗣「どんど」、豊潤な水が飛沫をあげながら落ちて来る滝を描いた千住博「ウォーターフォール」、三春の滝桜をダイナミックな画面でとらえた三栖右嗣「爛漫」等、どれも自然に対する畏敬の念が感じられる大作です。私たちは、長い歴史の中で、自然に翻弄されながらも、またその自然に癒しや力を貰って生きてまいりました。本展が、自然との共生という言葉をかみしめながら、また新しい年を迎える力になりますことを、願っております。
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