「夕暮れを待つ星」クマ財団ギャラリー

「夕暮れを待つ星」クマ財団ギャラリー

名称:「夕暮れを待つ星」クマ財団ギャラリー
会期:2025年2月8日(土)〜2025年2月16日(日)
会場:クマ財団ギャラリー
開館時間:12:00 〜 19:00
休館日:火曜日
入場料:無料
住所:〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi206
URL:クマ財団ギャラリー

公益財団法人クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、「クリエイター奨学金」をはじめ、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
この度、クマ財団が支援するクリエイター奨学金8期生・45名による成果発表を目的としたグループ展シリーズ「KUMA experiment 2024-25」の第6弾として、展覧会『夕暮れを待つ星』をクマ財団ギャラリー(六本木)にて2025年2月8日(土)〜2月16日(日)に開催いたします。
参加するクリエイターは、立体音響を特徴とした制作を行う池田翔、異物感「BUG」を造形の根底に据え木彫作品を作る菊地寅祐、文筆・イラストレーション・セルフパブリッシングなど多岐に渡って活動するのもとしゅうへい、コンテンポラリーダンスを用いたパフォーマンス作品や交流プロジェクトを行う橋本真那、独自の技法「歪曲張り子」で立体作品を手がける本岡景太、マンガの技法を用いて没入感のある空間表現を模索するLiisaの6名。
異なる領域で未来を見据えて創作する若手クリエイターがそれぞれの取り組みを発表します。
【STATEMENT】
地平線に陽が近づけば、昼と夜が互いの形を失って、2つの時間が1つになる。
不確かなこの星の地表が、思いがけない場所に変わる。
そのわずかな揺らぎをわたしはここでみつめている。
近づくことと遠ざかることを意識の縁で繰り返しながら、わたし自身の表面に決定的な何かが訪れるのを待つ。あるいは、呼ぶ、想像する、耳をすます、可能性に身を委ねながら揺れ動く、引き合う、奪う、リズムを疑う、畏れる、信じる、予感を追い越す、空間を広げる、約束された時間を離れる、アウトラインを燃やしながらみられることを拒むように記憶の彼方で瞬いたりする。
ここは、わたしは、わたしたちは、夕暮れを待つ星。
それぞれに固有の重力を携えた、星のあわいを這う光。

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