企画展「彩×Color -和と洋の色くらべ-」金沢市立中村記念美術館

企画展「彩×Color -和と洋の色くらべ-」金沢市立中村記念美術館

名称:企画展「彩×Color -和と洋の色くらべ-」金沢市立中村記念美術館
会期:2025年2月22日(土)~2025年4月20日(日)
会場:金沢市立中村記念美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
   休日の場合はその直後の平日
観覧料:一般 310円
   団体(20名以上)260円
   65歳以上・障害者手帳をお持ちの方およびその介護人210円(祝日無料)
   高校生以下 無料
住所:〒920-0964石川県金沢市本多町3-2-29
TEL:076-221-0751
URL:金沢市立中村記念美術館

企画展「彩×Color -和と洋の色くらべ-」金沢市立中村記念美術館
企画展「彩×Color -和と洋の色くらべ-」金沢市立中村記念美術館

金沢市立中村記念美術館が所蔵するマルク・シャガールの「エルサレム・ウィンドウ」は、エルサレムの礼拝堂を飾るステンドグラスの絵柄をもとに制作されたリトグラフ(石版画)作品です。『旧約聖書』にみられる12部族が赤・黄・緑・青・紫の鮮やかな色彩で表現された作品です。
シャガールは“色彩の魔術師”と称されるように、独創性あふれる豊かな色彩が大きな特徴です。色彩といえば、日本の工芸作品にも非常に多くの色彩が用いられ、その素材や技法によって色彩のもたらす表現はとても多岐にわたっています。たとえば漆工芸があらわす漆黒や蒔絵の落ち着いた金色、陶磁器にみられる伝統的な九谷焼の五彩、染織作品が描き出す明快でやわらかな色彩など、日本と西洋の色彩は同じ色彩であっても、それぞれの風土や文化が醸し出す異なる魅力があるのではないでしょうか。
本展覧会では、「色彩」をテーマに、シャガールの「エルサレム・ウィンドウ」をはじめとする西洋の美術工芸作品と、日本の工芸作品とを、対比して展示することで、西洋と日本の色の競演をお楽しみください。

《色絵山水図丸紋平鉢》古九谷様式 江戸時代17世紀
《色絵山水図丸紋平鉢》古九谷様式 江戸時代17世紀
《色絵瑠璃瓢形徳利》古九谷様式 江戸時代17世紀
《色絵瑠璃瓢形徳利》古九谷様式 江戸時代17世紀
十代大樋長左衛門(陶冶斎)《指絵・金彩「双馬行萬里」》2013年
十代大樋長左衛門(陶冶斎)《指絵・金彩「双馬行萬里」》2013年
初代德田八十吉《色絵芭蕉図花入》1905-1916年頃
初代德田八十吉《色絵芭蕉図花入》1905-1916年頃
小松芳光《漆パネル「サボテンと蝶」》昭和時代20世紀
小松芳光《漆パネル「サボテンと蝶」》昭和時代20世紀
赤地友哉《曲輪造毬形朱喰篭》1984年
赤地友哉《曲輪造毬形朱喰篭》1984年
二木成抱《石橋蒔絵大盃》大正~昭和時代20世紀
二木成抱《石橋蒔絵大盃》大正~昭和時代20世紀
米田孫六《郭子儀近江八景蒔絵硯箱》江戸-明治時代 19世紀
米田孫六《郭子儀近江八景蒔絵硯箱》江戸-明治時代 19世紀
木村雨山《染額 「花鳥」》昭和時代20世紀
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