
名称:「NAMコレクション2024 第Ⅴ期」長野県立美術館
会期:2025年2月27日(木)〜2025年5月6日(火)
会場:長野県立美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:水曜日
入場料:一般 700円、大学生・75歳以上 500円、高校生以下・18歳未満・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒380-0801長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
TEL:026-232-0052
URL:長野県立美術館

信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された長野県立美術館のコレクションから、一年を通して、洋画、日本画、工芸等さまざまなジャンルの収蔵品を展示します。
第V期では、前衛芸術が生まれた時代を、信州にスポットを当てて総観します。
洋画コレクションでは、昭和前期(昭和20年以前)に、二科会とともに在野の有力な洋画団体であった独立美術協会(昭和元年創立)と国画会において、信州にゆかりのある作家たちの作品を紹介します。戦後の信州では国画会(昭和3年創立)で洋画界の重鎮となる宮坂勝らが活躍する一方、フォーヴィスムの傾向を示した独立美術協会(昭和5年創立)も根づきました。
また、農民美術や民藝といった民衆的な工芸が展開する場となった信州からは、工芸を純粋美術として確立しようとする潮流も生まれました。その立役者のひとリである杉田禾堂(すぎたかどう)は、美術工芸家から 出発しますが、量産品を視野に入れた工芸の実用性をも唱え、戦後開花する日本工業デザインの先駆者となリます。同様に終戦後まもなく、前衛芸術の影響を受けて変貌を遂げたのが陶芸です。今期では、日本におけるオブジェとしての前衛陶芸の端緒を開き、海外に進出した現代陶芸の第一人者であり続ける林康夫を、動画や関連資料も交えて特集します。

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