
名称:春季展「大正・昭和の個性派画家たち-二科会、春陽会、独立美術を中心に-近代の日本画-渓仙・麦僊・華岳・波光-」中野美術館
会期:2025年3月11日(火)~2025年5月25日(日)
前期:3月11日(火)~4月13日(日)
後期:4月22日(火)~5月25日(日)
会場:中野美術館
時間:10:00~16:00 (最終入場時間 15:45)
休館日:月曜日
月曜祝は開館、5月7日(水) は休館
観覧料:一般 600円
シニア(65歳以上)大・高生 500円
中・小生 250円
住所:〒631-0033奈良県奈良市あやめ池南9-946-2
TEL:0742-48-1167
URL:中野美術館

大正・昭和の個性派が画家たち
-二科会、春陽会、独立美術を中心に-
文芸誌『白樺』の刊行により、大正期には個性尊重の思潮が高まりました。大正3年に「二科会」が結成され梅原龍三郎、山下新太郎、小出楢重、熊谷守一らが会員となり、昭和期には、古賀春江、国吉康夫、松本竣介らが出品しました。大正4年には岸田劉生、中川一政、椿貞雄らが「草土社」を結成。また、院展洋画部では、村山槐多のような自我の激しい表現を試みた大正期を象徴する画家も現れました。
大正11年、小杉未醒、山本鼎らが「草土社」と合流する団体として「春陽会」を創立。個性尊重の「各人主義」を謡い、油彩では萬鉄五郎、三岸好太郎、版画では長谷川潔、駒井哲郎、清宮質文らが出品し、日本美術史に名を刻む多くの画家たちが参加しました。昭和5年には、児島善三郎、林武らが「独立美術協会」を創立。後に須田国太郎、鳥海青児らが参加し、日本的フォーヴィズムの油彩画を目指しました。本展は、二科会、春陽会、独立美術協会を中心に、大正・昭和期に活躍した個性派画家たちの作品33点を紹介します。
近代の日本画-冨田渓仙・麦僊・華岳・波光-
日本画では、再興日本美術院展(大正3年)に出品した冨田渓仙や、「国画創作協会」(大正7年)ゆかりの土田麦僊、村上華岳、入江波光らの大正から昭和前期の作品を中心に紹介します。






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