
名称:「ビュフェの旅ー新しい風景の発見」ベルナール・ビュフェ美術館
会期:2025年4月5日(土)〜2025年7月22日(火)
会場:ベルナール・ビュフェ美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:水曜日、木曜日
祝日の場合は開館し翌金曜日休館
入場料:一般 1500円、 大学生・高校生 750円、中学生以下 無料
住所:〒411-0931静岡県駿東郡長泉町東野クレマチスの丘515-57
TEL:055-986-1300
URL:ベルナール・ビュフェ美術館

ベルナール・ビュフェは、旅をするようにアトリエを移した画家でした。生地パリで画家としての評価を確立しますが、その後南仏のナンスやエクス = アン= プロヴァンス、北仏のサン=カスト、中部のトゥルトゥールなど、フランス国内で幾度も拠点を変え、その度に移り住んだ土地の景色を作品に描きました。ビュフェにとって、アトリエを構えた土地の眺めは、描かれる対象となる重要なモティーフでした。
ビュフェが国外にアトリエを構えることはありませんでしたが、アメリカやイギリス、イタリア、日本、ギリシアなどを、仕事やプライベートで訪ねています。フランスとは異なる街のたたずまいや自然のありさまはビュフェに新たな刺激を与え、異国風景の制作に向かわせました。その成果は 1959 年に行われた個展「ニューヨーク」や 1963 年の「ヴェネツィア風景」展、1981 年に開催された「日本」展に結実しています。ビュフェの風景画は、旅の軌跡でもあるのです。
風景画はビュフェが初期から晩年まで描き続けた重要なジャンルの一つです。本展では、「旅」という行為を手掛かりに、ビュフェの風景画について考える初の展覧会となります。
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