
名称:「妃たちのオーダーメイド セーヴル フランス宮廷の磁器 マダム・ポンパドゥールマリー=アントワネット、マリー=ルイーズの愛した名窯」渋谷区立松濤美術館
会期:2025年4月5日(土)~2025年6月8日(日)
会場:渋谷区立松濤美術館
時間:10:00〜18:00
金曜日は20:00まで
(最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、4月30日(水)、5月7日(水)
※5月5日は開館
観覧料:一般 800円(640円)
大学生 640円(510円)
高校生・60歳以上 400円(320円)
小中学生 100円(80円)
※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
※土・日曜日及び祝休日は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料 *障がい者及び付添の方1名は無料
住所:〒150-0046東京都渋谷区松濤2-14-14
TEL:03-3465-9421
URL:渋谷区立松濤美術館

西洋磁器は、中国磁器への憧れからヨーロッパ各地で開発が試みられ、18世紀に入ってドイツ、マイセン窯で初めて焼成に成功しました。そしてフランス、ブルボン王朝が設立した王立セーヴル磁器製作所によって、真に西洋的な様式が創造されたと言って良いでしょう。その設立にはルイ15世と寵妃マダム・ポンパドゥール(侯爵夫人)が深く関わり、その後もフランス王室と帝室、共和国が運営を引き継ぎました。
セーヴル磁器のデザインはマイセンをはじめヨーロッパ諸窯に多大な影響を与え、西洋磁器のスタイルの基盤となりました。華麗な色彩を使って、当時流行のファッションを取り入れた小花文や花綱文をはじめ、鳥や人物、風景などを極めて絵画的な筆致で描いた作品群は、日本人がイメージする西洋磁器そのものといえるでしょう。
欧米においては、西洋諸窯のなかでセーヴル窯が最高峰とも称されているにもかかわらず、日本ではその魅力に触れる機会はあまりありませんでした。これはもともと王侯貴族向けの注文生産であったために現存数が限られているためです。しかしながら近年、日本でも優れたセーヴル磁器コレクションが確立されてきました。そこで本展では、国内コレクションにより、ルイ15世からナポレオン帝政時代を中心に、ポンパドゥール侯爵夫人、マリー=アントワネット王妃、ジョゼフィーヌ皇后やマリー=ルイーズ皇后などの妃たちがこよなく愛したセーヴル磁器の魅力を紹介します。











コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。