
名称:企画展「おたから、みつけ展」京都市京北文化遺産センター
会期:2025年3月29日(土曜日)~7月7日(月曜日)
会場:京都市京北文化遺産センター 交流ルーム
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:毎週月・土・日曜日、祝日
入館料:無料
住所:〒601-0321 京都市右京区京北塔町中筋浦8−1 元京北第二小学校内)
TEL:0742-27-9297
URL:京都市京北文化遺産センター
京都市内には周知の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)が843箇所存在します。本展示では、京都市文化財保護課が実施した近年の発掘調査の成果を遺物とパネルの展示によりご紹介します。
<発掘された遺跡の展示>
・山田桜谷古墳群(山田桜谷1号墳)
西京区にある山田桜谷古墳群は、築造年代が5世紀後葉とされる山田桜谷1号墳と5世紀中頃とされる2号墳の前方後円墳から構成されます。令和4、5年度に山田桜谷1号墳で実施した調査で発掘された円筒埴輪、形象埴輪などの遺物を展示します。
・北白川廃寺、上終町遺跡
飛鳥時代~平安時代の寺院跡の北白川廃寺、縄文時代の集落跡の上終町遺跡で令和6年度に調査を実施しました。北白川廃寺の西限と思われる溝から出土した瓦、土師器、須恵器どの遺物を展示します。
・植物園北遺跡
左京区下鴨から北区上賀茂に広がる植物園北遺跡で令和5年度に調査を実施しました。上賀茂神社の社家町に関連する室町時代~江戸時代の整地層からは土師器などが、別調査により確認された古墳時代の竪穴建物からは土師器や石製品が出土しました。また、調査中には江戸時代の刀装具一式が出土しており、これらの遺物を展示します。
・平安京跡・塩小路若山城跡
京都駅の北東、平安京跡の南東部に位置する塩小路若山城跡で令和4年度に調査を実施し、平安京の土地利用の変遷や、塩小路若山城につながる東塩小路村の区画溝を発見しました。本展示では構内から出土した土師器、須恵器、陶磁器、瓦などの遺物を展示します。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。